077 カクヨムコンの前にいっくん大賞の結果をご報告
今回はネタバレを含みません。
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今日は超電磁砲のコミックを読んでいました。ここのところずっとこの作品は神がかっていますね! 正直な話、騒がれていた頃よりも今の方が断然面白いです。
基本私は美琴や黒子が活躍してもガンバレってくらいなんですが、ここ数刊は私の中で佐天さん無双。無能力者なのに悪に対峙して、必死に抗って、結果膝を折ったとしても心だけは折れることはなくて。ここ最近は佐天さんの尊顔を仰ぐだけで涙腺が故障します(ToT)
神様にもらったギフトで無双をする作品が元からあまり好きではないので、逆に位置する佐天さんのようなキャラクターは私のストライクゾーンのど真ん中なのです。
ああだからか、とお思いになった方も居られるかも知れませんね。まるで自覚はありませんでしたが、処女作の主人公と佐天さんが似ているような気も? ビジュアルなんかは絵師さんにお任せしたのにそっくりです。片や14歳、片や24歳ですけどね。
どこかで印象が引っ張られた可能性は否めませんが、私が執筆していた期間と超電磁砲を手に取ったタイミングが合わないので良しとします。
どちらかと言いますとクロスボーンガンダムのトビアの方がよほど拙作の主人公に近いと作者は思いますけどね。未読の方は超電磁砲とクロスボーンガンダム、どちらもおすすめの作品です。
カクヨムコンの結果が出る前に、同時参加していましたいっくん大賞の方の結果をご報告します。
第3回いっくん大賞に参加してきました。こちらはいっくんこと、いっさん小牧さん主催の素人小説コンテストです。特に賞品の提供はなく著作権の移動もない素人の集まりなので、カクヨムコンでの規約に抵触しないことを事務局に確認済み。ただ作家さんの交流を目的とした飲み会みたいなものです。
こちらに参加してカクヨムコンの結果を占おうと考えました。
しかし――――
参加作品数は240を数え、公募による小説賞の半分くらいの規模はあってライバルは歴戦の書き手さん達。ずいぶんと厳しい戦いになりました。
そのいっくん大賞の結果を以下に示します。
文章力部門2次落選
シナリオ構築部門1次落選
キャラクター創作部門最終落選
本戦5次落選
文章力部門はですね、自己評価では破綻がないだけで平易で面白味のある文ではないのだと思うのです。素人丸出しの文であり、小説家のそれではありません。2次落選は順当と感じました。
一方でシナリオ構築部門。1次で落選でした。
こちらは自信があったのですが、箸にも棒にもかからないとは意外でした。選評を見るとどうやら北米すらお読みいただいていない様子で、そこまでの話数でシナリオを評価されてしまうと拙作に勝ち目はありません。
ところがこの事実は翻って拙作の弱点を如実に表しています。PVが全く伸びないのもここに問題を抱えているからでしょう。拙作の最も弱い脇腹です。
主人公が災難に繰り返し見舞われ続ける展開が要するに面白くないのですね。これは反省点です。
ではどう変えたら良くなるのでしょうね? 鬱展開は早々に切り上げるのが最近の定石でしょうから大幅削除でしょうか。身を切る思いですね……。でもそれをせねば進めないのならそうすべきですね。勉強です。
続いてキャラクター創作部門。
北米まで読んでもらえていないのですから、フィーナはかけらも出て来ていません。ですから全然だめだろうと踏んでいたのですが、なぜか最終までは残れました。
そうなりますと主人公ひとりだけでここまで評価してもらえたということになります。
序盤はやり込められる展開ばかりで、コスプレ要素だってまるで出て来ていないのですけど??? いい意味で疑問です(⌒-⌒; ) 前向きな性格を好意的に捉えてもらえたのでしょうか。
お読みいただいた選考委員さんと私でこれほど捉え方に開きがあるとは思いませんでした。読者視点をどうやら勉強させてもらったようです。
13名もの事務局(プロ作家含む)が選評したいっくん大賞の結果は十分なものとは言えませんでした。
ただ、選考委員さんの中でおひとり拙作がツボに入った方がいらしたと聞きました。どうやら届くべき人に届いた場合には拙作はワクチン足り得るようです。その方のお心を癒せて良かったです(*´ω`*)
激押しと書いてありましたからね。きっと後ろの方まで、あるいは最後まで読んでいただけたのだと思います。そこまで行けばある程度の評価はしてもらえるのでしょう。それだけでも嬉しいです。
一方のカクヨムコンでは最終選考まで残りましたから、どうやら金のたまごは孵ることはできたようです。ですが恐らくはそれもここまで。
本来は1次か2次で落選するはずの実力だったのでしょう拙作は。それがカクヨムコンは読者選考で特殊なことから最終選考まで残れたのです。幸運でした。
あれは2020年の作品です。切り替えて次へと向かいましょう。2021年はもっとすごいものを書き上げます。
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