056-2 どうして忘れていた昨年12月振り返り!

 本エッセイは拙著「はじめさんが はじめから はじめる! ~タイムスリップ歴女コスプレイヤーはじめさん~」の最新話のネタバレを多分に含みます。エッセイの副題もしくはエッセイ冒頭の表記話数をまずご確認いただき、ご自身の読書進捗度と照らし合わせて読み進めるか止めるかを予めご判断ください。

 では、以下から新規部分です。どうぞ。




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 今日は2021年の3月2日です。

 とんでもないことが明らかに! なんと12月の月末に振り返りをやってなかったのです。

 今さらもういいよとはどうぞ言わないでください。これは記録なのです。

 確かに個々のエピソードは他の話数で十分に拾えています。しかし読んでみると当時の状況は記されていませんでした。丸二か月後ではありますがまだ覚えている今の間に、ここに短いながら追記します。




 12/01……カクヨムコン6エントリー

 12/04……カクヨム金のたまごに選出

 12/19……執筆開始から一年

 12/27……70万字一通り書き上げ

 12/31……処女作完結


 何と濃い一か月でしょうか。

 特に語っていないのが書き上げが12/27の時点であること。まだこの時点では誤字チェックや投稿時のフォルダ分けが済んでいませんでした。それでその作業は大みそか早朝まで続きます。

 とにかく体力的にきつい日々でした。11/1の投稿開始から12/31の完結まで一切休みなしです。さらに完成原稿をそのまま投稿したのはわずが数日間、後は読者さんの感想を見ながら改稿作業をみっちり行っていたんですから。

 読者さんの反応で足したのはエンタメ要素です。主に会話と楽しい雰囲気を全編に亘って。その上で辻褄とか前後の話との整合、そして二人称の統一と誤字チェックです。ほぼ2日分の量を1日でやっていました。




 そこまで苦労せずとも毎日1万字の投稿は必須でも何でもありませんでしたし、12月中に詰め込まずともCOVID-19の状況は今も続いています。早々に完結させて読者さんがコンテスト中に激減することもなかったかもしれません。あれは完結ブーストを期待するあまりの誤った行動でした。

 しかし2020年の物語をとにかく2020年のうちに終わらせたかったのです。その満足感だけは残りました。今でも2020年12月31日完結と記されているのを見るとほっこりします。


 まあ、若干今でも2020年度で良かったんじゃないかとは思いますが。ただやっぱり端を発した年、オリンピックが延期になった年、学生が学校に行けなくなった年と聞いて真っ先に思い浮かぶのはたぶん2021年ではなくて2020年だと思いました。コンテストの戦略に後悔はあれ、作品としては満足度の方が大きいです。


 クリスマスの夜も大みそかも執筆していたんですよね。元旦は寝ていて、起きた時にはもう午後でした。全力を出し切った12月でした。

 もし1月末まで延ばして書き進めた場合、完成度は上がった可能性がありますが、満足度は著しく低下したでしょうね。


 その後、残った1月では頭から尻尾まで読んで小さな直しも加えることが出来ました。特に1~4話は稚拙な部分が目立ちましたので相当文章を変えました。結果完成度もやはり今の方が高いかもしれません。

 物語同様半ば強引に、終わり良ければすべて良しとするおれごん未来なのでした。

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