072 行き詰る2月
本エッセイは拙著「劇場版 はじめさんが はじめから はじめる! ~異世界救世主伝説 タイムスリップ歴女コスプレイヤーはじめさん~」の最新話のネタバレを多分に含みます。エッセイの副題もしくはエッセイ冒頭の表記話数をまずご確認いただき、ご自身の読書進捗度と照らし合わせて読み進めるか止めるかを予めご判断ください。
では、以下から新規部分です。どうぞ。
---------------------
劇場版はじめさんがはじめからはじめる、第35話の投稿中です。ですが……。
またですね、おれごん未来がお詫びに参上いたしましたよ。
今日はどんな悪いお知らせかと言いますと、第35話を投稿しましたらまた止まるというものです。これはすでにアナウンス済みでしたが内容が大きく変わります。3月中の完結予定を6月に延ばします。順を追ってご説明いたしましょう。
もう3月には入ってしまいましたが、本業の3~4月がとても忙しくなる予想なのです。
結局2週間もあった執筆強化週間は第35話を完成させるだけで過ぎ去ってしまいました。最終の第36話も同時に進めてはいましたが実に手強く。
それで3~4月は執筆をできたらやるくらいに留めて、5月に書いて6月に投稿するくらいの無理のないスケジュールを組みます。
今は6月をお約束して、ウヤムヤのままになっている最終話のプロットの確定にじっくり時間をかけます。なにせ事の起こりとラストシーンはすでに書き上がっていますからね。あとは途中の悶着のみ。ここが一番大変なんですけれどね(;^ω^)
以上、おれごん未来は書き上げてから投稿するタイプの書き手、毎日投稿はできないタイプの書き手です。そしてどちらかと言えば遅筆。どうかご理解のほどお願いいたしますm(_ _)m
さて、お詫びはこれくらいにして2月の振り返りをいたしましょう。
たったの28日とは思えない濃厚な1か月間が過ぎました。
それなのに。
あれだけがむばっていましたのに、エッセイはこれまでで最少、本編もやっと2話分進めただけ。しかも2週間もの執筆優先期間があって? おかしいですね、録画した紅白も(ry
同じ時間だけ机に座っていても文字数がいつもほどは増えていなかったんだと思います。辻褄合わせにずいぶんと時間を割きました。その割りには手応えを感じていないのです。
面白おかしく痛快に描いたつもりです。ですが無印との温度差がどこか引っかかりまして。同じキャラクターがまるで違うことをしているかのような違和感を覚えていました。
そんな時。
「異種族間の融和を描くのですか」と読者さんからの先の展開を予想するコメントをいただきました。
その時にはっとしたのです。しまったと思いました。確かにこの物語ならそんな語り口も可能です。それなら無印との温度差も最小限に。
しかしそれは険しくも高い頂。なぜなら異世界の登場人物にも歴史上の人物ほどのしっかりとしたバックグラウンドを構築せねばなりません。しかも物語は長くなり、また地味な方へ。万人受けしないのは約束されています。
さらに私が真に書きたいのは次回作。アイデアを書き留めた長編の簡易プロットは10を越えました。もはや看板として力不足の劇場版にいつまでもかまけてはいられません。人生は有限なのです。
よって大変魅力的な提案ながらも却下して、当初の予定通りオーソドックスな路線へと入りました。そうは言っても9割はそれで書き上げていましたのでそのまま進んだだけの話です。
これが一年前の春だったら恐らく全てを止めてでもこだわって大幅改稿したでしょう。待っている読者さんなどまだひとりもいない時の話ですから。それで物語が化ける可能性が潰れたかと思うと悔やまれます。
残念ながら物語は意外性もなく予定通りこのまま進みます。
去年の今頃を思い起こせば最初の停滞から脱したくらいですね。よくもあんな頂も見えないような山に再び登り始めたものです。
ここからずっと11月まで、夜な夜な孤独な作業が続きました。闇世を征く、去年の私に幸あれ(`・ω・´)ゞ
同じ山はもう結構ですが、違う同じ高さの山、あるいはもっと高い山には挑戦したいです。その一歩目はもう記しました。年末には発表したいですね。
ここまで散々な言われっぷりの劇場版。しかしその最終話は無印連載時から構想がありました、源平合戦に取って代わられた盛り上げ話のひとつ。ぜひ完成させたい思いはあります。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます