071 第34話 自由暦3192年 北の大氷塊の戦い 完結です。
本エッセイは拙著「劇場版 はじめさんが はじめから はじめる! ~異世界救世主伝説 タイムスリップ歴女コスプレイヤーはじめさん~」の最新話のネタバレを多分に含みます。エッセイの副題もしくはエッセイ冒頭の表記話数をまずご確認いただき、ご自身の読書進捗度と照らし合わせて読み進めるか止めるかを予めご判断ください。
では、以下から新規部分です。どうぞ。
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劇場版はじめさんがはじめからはじめる、第34話 自由暦3192年 北の大氷塊の戦い。いかがでしたでしょうか。
途中まではテンポ良かったと思うのですが決着までが少し冗長だったような気がしています。これは投稿までに時間があれば調節が可能だった部分です。いずれ直したいですね。
この話はなんとなく、フワっと生まれました。
異世界に出ました、さてどうします?
↓
せっかくなので妖精さんが大勢居るところに行きましょう。
↓
着物が消し飛んで裸ですね。
↓
妖精さんに布を提供してもらいましょう。
↓
巨人が隠せるほどの布を所持しているところとは?
↓
中央集権……お城!
↓
許可を得ずに拝借したら追われますね。
↓
お城があったら逃げ行く外は城下町。
まさにこんな感じでおよそ行き当たりばったりで話を組み立てました。それで妖精の討伐軍と主人公で決戦なんて無理ですから、そこで強大な横槍を入れてどうにか体裁を整えました。……整えたつもりで居ますが、整えられていましたか?
いつもならアサガオのツルのように歴史的出来事にどう主人公をからませて行こうかで話を組み立てていましたから、この劇場版は絡ませる相手が居なくて大変です。巻きつく相手が居ないと自立が難しいですね。
でも意外なところに例があったんです。つい先日にもオリジナルの短編を書き起こしましたが、実は無印第1~2話も全くの無から出発しているんです。元々書けなくはないんですね、ちょっとこのところ楽をしていただけで。ヒマワリのように自立できるお話も書けるのです。
ところがそれ以外にも問題が。
むむむ!
言うまい言うまいと思っていましたが、どうにも異世界は苦手ですね! 今さらではありますが。戦いようはあると算段をつけて始めましたが、戦えなくはないと言うだけで手強い相手には変わりありません。
今だからこそ書ける文章があります。それと同時に今となっては書けない文章もまたあり。それがどうやら異世界のようです。
異世界には夢と希望が詰まっているんです。
ゲームに浸っていた十代の私ならそれを舞台にとんでもない作品を書き上げた可能性がありますが、今はただの煤けた大人。あの頃のようには素直に夢と希望だけを描けません。もう酸いも甘いも知ってしまったのです。
ですから処女作無印はいぶし銀みたいな色になってしまったんですね。それで劇場版も同様の色に。有名異世界作品のようにはキラキラに描けませんでした。
どうにか完結はさせますが、面白いかどうかは未知数ですね。今話などは尻すぼみ感が否めません。
残すはあと2話です。第35話が間に合うかと思いましたがもう数日かかりそう。数日潜ってから投稿を始めます。こちらはたぶん大丈夫。
問題は最終話である第36話。現時点ではプロットに毛が生えたくらいです。そのプロットも十分でないと感じていまして。第36話はどうやら3月いっぱいくらいかかります。
ですからまたひと月お待ちいただくことになろうかと。これは以前からおよそ匂わせていた部分。ご了解いただけますと幸いです。
そして。
なんと出たのですよ、お二人目が! 早くも!
私の作品を読んで新たな一歩を踏み出したとの感想をいただきました!
これが本当に、何より嬉しいのです。もうずっとそうなって欲しいと願って机に向かっていたものですから。それが実現しているのです、感無量ですよ(T ^ T)
さあて。
今日も机に向かい、1円にもならない努力をしましょうか!
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