変人おれごん未来の長編小説執筆エッセイ ～処女作執筆の歩み～

第五章 カクヨムコン６読者選考終了

068 諦めた１月

今回はネタバレを含みません。

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　今日は2/10です。そんな時に１月の振り返りをしようとは。このところ忙しくしていたのですっかり失念しておりました。今さらではありますが、記憶が薄れてない今のうちに１月の出来事を記します。

　本来は1/31までの内容で記すべきところではありましたが、もはやその当時の心境のままには表現できませんので2/10の状態で素直に書きます。

　今の私は処女作に全てを賭けています。今執筆中の続編も異世界ジャンルから人を呼び込み、処女作無印にひとりでも多く触れてもらいたいとの思いで書いています。そんな私はこの処女作無印を携えてカクヨムコン６に参加していました。

　１２月中の無印は絶好調でした。ランキングでは50位くらいにつけていたと記憶しています。そのままの順位をキープできれば読者選考ももしやと言えるほどの位置です。

　それでヨシヨシと思っていましたら、12/31の完結を境にパッタリと評価が入らなくなってしまいました。Twitterでの宣伝を止めてはいません。ＰＶが激減してもいません。読書中だった方が最後まで読了された訳でもありません。とにかくパッタリと途絶えたのです。

　それは18日間にも及び、およそ選考期間中の1/3ほど停滞することとなりました。ようやく19日目で評価が入ったもののその後も伸び悩み。その間も安定して評価を得た他の方の作品にどんどん抜かれて行きました。

　１月は結局お三方からの応援に留まりました。順位は落選必至の位置へと。それで1/18の時点で敗北宣言を早々にこのエッセイで出すに至りました。

　その1/18から1/31にかけてはＰＶが一桁となる日も少なくなく、推定インフルのＣＯＶＩＤ－１９騒動後の仕事の補填などもありましたから、色々と参っている時期でもありました。その影響を受けて劇場版の執筆も２週間ほど止まっています。

　すっかり落ち込んでいたのですね私は。それだけあの作品が好きで好きで仕方がないのです。

　この頃には人気が出ないのは理解していましたし、もう納得もしていました。ですが模試の結果が良くて喜んでいたところに、試験本番直前の模試でがくんと順位を下げては落ち込まない人は居ません。もう行きたかったあの学校には入れないのです。

　それに他の方は依然答案用紙を一生懸命に埋めている最中、対して私はもう埋められるだけ埋めた後でした。差は開くばかりです。

　それでも立ち上がりました。Twitterで渾身の１話を紹介し合うという企画を催したり、65万字を20万字にまで削った短縮版で人を集めようとしたりしました。それらが新しい読者さんに結びつくことはついにありませんでしたが。

　それでもそれら活動を通じて元の創作意欲を取り戻し、劇場版の執筆を再開しました。落ち込みはしましたが、結局は好きが引っ込むことはなかったのです。どんな状況であれ自己満足のために最高の作品に仕上げる、それだけを目指して。未だに紅白も笑ってはいけないも見ていないのにです。

　劇場版は一度止まりはしましたが、無印に関しては全く止まらずの全力を尽くした状態でゴールの1/31を迎えました。落ち込んでいても看病中でもスキマ時間を使って直しは細々と続けていたのです。全力のゴールでした。

　ですから２月に入ってからこっちは割り切って劇場版に注力していました。無印にできることはもうなくなったからです。今集中すべきは劇場版でした。

　そんな時です。

　通常は最後まで読んでから評価を入れる主義なのに今回は特別と、締め切りを意識して先に評価を入れてくださった方が居ました。他の方もそうした前倒しでしょう、わずか５日間に４名の方が評価を入れてくださいました。それでグンと順位が上がることになり、最終的にはなんと48位に着けて読者選考期間を終えました。

　これは本当に嬉しかったです～。一度は無くなった可能性が出てきたのですから！

　今確認して来ましたら２作品は文字数が規定に足りません。実質46位です。これはもしかしたらもしかする数字です。

　あとは本作にどんでん返しが含有されていると認めてもらえれば期待できるでしょう。あると思うのですよ、大規模森林火災のところとか、津波のところとか。壇之浦などは盛りだくさんですし、スライドショーなんかも捨て難いです。第３０話はオマケですね。

　ただどれも天地がひっくり返るほどのと言われると弱いような気がするのです。ホラーやミステリなどではその仕掛けは作りやすいのかもしれませんが。

　ですから、順位的にも内容的にも全然油断の出来ない状態です。いっそ箸にも棒にもかからないのであれば悠長に構えられるところなのですけれど、それはわがままでしょう。

　それで結局は合格発表を固唾を飲んで待つ受験生状態になっているのです。人生初の創作物コンテストの結果やいかに？

　これからひと月くらいまんじりともせず過ごします。