　本エッセイは拙著「はじめさんが　はじめから　はじめる！　～タイムスリップ歴女コスプレイヤーはじめさん～」の最新話のネタバレを多分に含みます。エッセイの題もしくはエッセイ冒頭の表記話数をまずご確認いただき、ご自身の読書進捗度と照らし合わせて読み進めるか止めるかを予めご判断ください。

　では、以下から新規部分です。どうぞ。

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　はじめさんがはじめからはじめる、第１７話　０５１７年　前方後円墳。いかがでしたでしょうか？

　ピラミッドもそうなんですが、前方後円墳って強制労働で大変だったんだろうなって思ったのがきっかけでした。

　副葬品として埴輪がたくさん入っているそうですが、埴輪が用いられるより前は短期間でしょうが実物が入っている墓も発見されているそうで。それはさらに不条理な事だと以前から気になっていました。

　埴輪を考案した人は凄いと思います。時系列的には兵馬俑の影響を受けて成立したものなのでしょうか？　それとも日本独自のもの？

　非効率的な、人命を何とも思わないような殉葬がなくなって良かったとは思いますが、一人のためだけの巨大なお墓づくりは何世紀にも亘って継続されました。逆に言えば、そんなことをしていられるだけ平和だった、あるいは余裕があったとも言えるかもしれません。

　驚かれた方も多いでしょう、今話冒頭でフィーナが退場となりました。今後の再登場の可能性についてはあるともないとも言えません。ただ、私はそのどちらかを知っていますとだけ。

　フィーナを失ったことで、物語はブレーキを失ってより過酷な方へと向かいます。すでにその兆候は今話で見え隠れしました。

　主人公がどのような経験をするかは見守っていてください。決して悪いようにはしません。

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