044 第18話 1961年 ベルリンの壁 完結です。
本エッセイは拙著「はじめさんが はじめから はじめる! ~タイムスリップ歴女コスプレイヤーはじめさん~」の最新話のネタバレを多分に含みます。エッセイの題もしくはエッセイ冒頭の表記話数をまずご確認いただき、ご自身の読書進捗度と照らし合わせて読み進めるか止めるかを予めご判断ください。
では、以下から新規部分です。どうぞ。
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はじめさんがはじめからはじめる、第18話 1961年 ベルリンの壁。いかがでしたでしょうか?
危機的状態だったストックはおよそ回復しました。そもそも文字数だけはまだ保持していますから、完成度さえ高ければそれらはすぐにストックに化けます。
今話と次話は比較的出来が良かったので簡単な編集に留まり、最終チェック済みのストックは現在までに6日分作れました。これくらいあると最終話付近の改稿にも身を入れられると言うものです。
それで安心できないのが本作の恐ろしいところ。この6日のアドバンテージも第13話大江戸でのラスト大幅変更や、第17話戊辰戦争での追加要素マシマシみたいなことがありますと一瞬で消尽してしまうので油断はできません。
それぞれ4日と5日のストックをペロリと平らげてしまいました。今後もそのような話が少なくともあとひとつは残っています。それはクリスマス休暇中に仕上げたいと思います。
オレゴンに居る私にとっては必然なんですが、最初に成立した外国の話2編が2編ともアメリカになってしまいました。結局最終的に3編がアメリカが舞台となってしまい、本作はアメリカアメリカしてしまいました。全28話中の3話、10%超がアメリカ。
私がここに来て彼らの考え方や歴史に触れたがゆえに生じた3編です。いずれも本作の重要な位置を占める大切な話となりました。
しかし偏りは気になるところです。舞台が日本とアメリカのみ。それで他の地域で何かないかと考えて、真っ先に出て来たのがこの第18話でした。
始めはもっと穏便に国境を越える予定でした。実際は地味にコソッとという案件が多かったでしょうから。
ところが調べて行くうちに、ド派手にトラックで検問に突撃して擱座した写真が出て来ました。史実の方が私の想像を超えていたのです。あの検問に嵌ってしまって動かなくなったトラックの運転手はその後どうなったでしょう。それが頭にこびりついて離れず、結果それを話に採用しました。
いよいよハード路線が顔を出して来ました。これくらい成長した主人公でなければ挑戦権すら与えられなかった壁にようやくぶつかったのです。いきなり当たり負けしそうになっていますが……。
あの後どうなったのかは、明日投稿の第19話冒頭にてご確認くださいませ。第19話も引き続きなかなかハードな内容です。この辺りは経験を積んで要領よく動けるようになった主人公に対して、出される課題が本気を出して来たところになります。
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