041 「カクヨム金のたまご」についてもう一度語ります。
今回はネタバレを一切含みません。
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はじめさんがはじめからはじめる、第17話 ????年 ????。始まりました。これはもはや伏字にする意味もありませんが、慣習です。そして5万字超と長いです。どうぞお付き合いくださいませ。
一昨日、私の処女作にカクヨムの公式レビューをいただきました。作者が地味だ地味だと嘆いている中、荒唐無稽と評していただいたのは何よりの賛辞でした。
過分な評価を先にいただきましたから、危うく内容に影響するところでした。良かったです、一年間の蓄積が先にあって。少なくとも今作には影響を出さずに最後まで書き上げられそうです。
ところがカクヨム公式レビュワーさんのおすすめを得てもそれほどPVに変化が見られません。きっと二度目のお祭りを開催できると期待して見ていたのですが、今のところその兆候は薄く。
同じタイミングで取り上げられた他の作品は怖くて見に行けていません。きっと今頃はお祭りが……。
何か面白いですね。私が投稿開始当初に読まれなくてもめげないよと言っていたらアルファポリスで謎のお祭りが開催され、それが花火のように消えて凹んでしまったら、今度は本作を応援してくださる読者さんから感想が届くようになり。
それで奮起したら「カクヨム金のたまご」に取り上げられ、興奮してほぼ寝れずに一日仕事して帰って来たら、盛り上がったのはどうやらtwitterのみと。
「カクヨム金のたまご」で私の処女作を取り上げていただいたことには感謝してもしきれませんが、どうもそこまでの魅力が私の処女作に備わってはいなかったようです。注目は浴びたものの新しい読者さんは数名に留まりました。
しかしそれでめげてはいられません。楽しみにしていただいている読者さんは確かに増えたのですから。その事実にだけ目を向けます。
カクヨム公式レビュワーの愛咲さんは最後にこう記述しておりました。「数奇な運命の結末を見届けたい」と。
見届けようや見届けてくれなどの呼びかける形ではないのです。期待しますでも結末やいかにでもありません。
私は「見届けたい」の部分に結末に関し個人的に興味があり、最後まで読み続ける意思があると受け取りました。
例え真実と異なっていても構いません。そうだと勝手に信じて、また屈強な読者さんがおひとり加わったと思って突き進むだけです。
これまでもそうして来ました。これからもそうするだけの話です。
なかなか安楽な戦いとならず、やきもきします。一気に突き抜けるでなく、かと言って早々に諦めて敗戦処理になるでなく。
それはまるで処女作の旅とリンクしているようでz歯応えがあると言いますか、身を削る状況が延々続くと言いますか。まるで受験生の心境です。
あの作品の主人公はそれでも良いのです。私が考えたラストに向けて一直線に突き進んでいますから。一方でこちらはリアルのサバイバルで五里霧中ですからね。
ただ、愛咲さんには「私は見ているから」と肩を叩かれたように思います。そして周りを見渡せばさらに数十人には増えたであろう読者さんが。
このエッセイも静かになって久しいですが、最後まで続けます。なにかお伝えしたい内容がある限りは。
私の処女作の内容ではアニメ化はおろか書籍化だって難しく、国語の教科書にいっそ載ってしまえと言える代物です。なろう小説に混入した異物、バグと言っても差し支えありません。
ですが私はあの作品をトップクラスにするために書いてはいません。オンリーワンにすべく描きました。
でもそれは間違っていたでしょうか。広く世に知らしめるにはもっとキャッチーな舞台で、キャッチーな物語に描くべきではなかったでしょうか。しかしこの物語ですら持て余す異質な存在の第8話と第11話を、そんなキャッチーな物語のどこに入れ込めたのかは甚だ疑問です。
あの作品はこのままとして、次作などは迷ってしまいます。この路線のままで行って良いものか、それとも売れ筋の方向性に変えるのか。それをこのカクヨムコン6の結果で判断します。
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