014 第2話 誕生 を投稿し終えました。

 本エッセイは拙著「はじめさんが はじめから はじめる! ~タイムスリップ歴女コスプレイヤーはじめさん~」の最新話のネタバレを多分に含みます。エッセイの題もしくはエッセイ冒頭の表記話数をまずご確認いただき、ご自身の読書進捗度と照らし合わせて読み進めるか止めるかを予めご判断ください。

 では、以下から新規部分です。どうぞ。




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 こちらを楽しみに覗いていただいている15人の方には昨日は済みませんでした。昨日はこちらのエッセイの更新が止まっていました。一応小説の連載開始と共にこちらは不定期となると第1回で述べさせてもらっております。なにとぞご容赦いただければと。

 本エッセイは今後、基本は各話終了時更新に切り替わります。


 長編小説の直しと、こちらの執筆の両立は、私には無理のようです。そんなに毎日ネタもありませんしね。元ネタとなった史実や執筆時の話などを題材に、各話終了時にお話しできればと思います。




 また内容のチェックをしながら泣いていました……。

 例の「ヒノカミ神楽」レベルで見ると毎回泣いています。あれと本作を比べるのはおこがましいですが、あちらはプロの映像と音楽、こちらは素人が書いた文字ですからね。頑張っている方だと思います。


 これだけ慎重に確認ののちに投稿しているつもりでも、なぜか出てきますね修正箇所が。ただ、今見つかっているのは誤字レベルなのであまりご迷惑はかけていないかと思います。もし大きな直しなどありましたら近況等とこちらのエッセイでお知らせいたします。



 はじめさんがはじめからはじめる、第2話いかがだったでしょうか?


 私の中で、ひとつの時代が終わるとひとつの節目なのですが、第一話は第二話とセットの内容でした。いきなりそのルールから外れています。あくまで2020年はスタート地点ですので、カウントしなければ良いだけの話なんですけどね。ただその時代を離れたという事実はふたつ生じましたから、そこで区切りました。その方が時代を跨いだと分かりやすいとも思いまして。


 第1話と第2話はどうやっても派手にならなくて、あのような形に収まりました。だからと言って第3話以降が派手かと聞かれるとさにあらず……。第3話以降も地味なお話はずっと続くとここで宣言いたします! それでも多少は……アクションや有名人なんかも徐々に……。


 1995年の空気は微塵も感じられなかったですね!

 さもありなん。バブルだ何だと浮かれていたのは一部だけ、バブル崩壊だと騒いでいたのも一部だけだったみたいじゃないですか。当時の田舎にはあまり影響がなかったようです。そのバブルという病の深刻さが顕在化するのはそれからもう少し後の事で……。

 それ以前に、バブルに触れる暇も無かったじゃないか、という指摘は甘んじて受けたいと思います。しかし、あまりダラダラ長くしたくなかったのです。第1話と同じくこの第2話は、トントンと消化したい話でした。それであの文字数ですから。短くまとめるのがこの作者は下手なのでしょう。




 この話で出てきた側溝に落ちた人を見失う出来事は、実際に私が小学生の時の登校班で起きました。隣同士並んで歩いていた前を歩く人が、側溝側の人物が足を踏み外して見事に体がすっぽりはまってしまいました。隣の道路側の人は、滑稽にもさっきまで横に居た相方を自分の目線の高さだけで探します。私はというと一部始終をすぐ後ろで見ていましたので、溝にはまったのは当然ながら、居なくなったと探しているのも最高に愉快でした。

 彼は横向きに落ちたので、ランドセルと体が溝の横幅とジャストフィットして自力では出れません。

 助け出された彼は、しばらく忍者のあだ名で親しまれました。


 この時の体験がなければこの場面が描けたかどうかは半々と言ったところでしょう。今だったらほとんどの側溝にはふたがされていて、人が落ちるようなことは起こらないかも知れません。まだ1995年だったから起きたと言っていいでしょう。

 晩秋の側溝には水が入っておらず草が生い茂っていること、普通の考えではそこに人が入っているなど思いもしないことなど、自身の経験が物語に上手く生かせました。




 この主人公と父親、年が離れ過ぎと思いませんでしたか? それは次の話にも関わるので今回では言及しませんが、この第2話でも恩恵はありました。

 普通に過去に遡った際に主人公が産まれる前となると、主人公と父親の年齢差がほぼなくなります。そうすると、叱咤されるところとか激励されるところが少々陳腐になるような気がしました。一度描いたところ、20才台の若者が、未来から来た娘に対して背伸びをして発言しているように見えたのです。それはそれでアリとも思ったのですが、やはり重みが足りません。次話だけでなく、今話でも年老いてからの子供という設定に助けられました。


 とにかく地味ですよね! ですがこのまま行きますよ! ほっこり、じんわり、時にはアクションくらいの感じです。

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