第6話 ✨💏✨✨

 いつの間にかラブリは、集中治療室の中に入っていた。


 ベッドの脇に立って意識不明の母親の胸にゆっくりと手をかざした。



「……😔💦💦」頼む。ラブリ。

 お母さんを助けてくれ。

 


 僕は必死に祈った。



《ママァ~》ラブリの手が光り輝いてきた。


 徐々に集中治療室が目映まばゆい光に包まれていく。

 あたたかな光りだ。



「ラブリィ~😲💦💦」



《ダッ、ダーリン》ラブリが絶叫した。

 目映まばゆい光りがラブリと母親を包み込んだ。



《キャァー》ラブリの悲鳴が響いた。

 次の瞬間、彼女ラブリの姿が消えた。



「ラブリィ~」僕も声を限りに叫んだ。


 しかしすでに光りは消え、ラブリの姿はない。



 気づくと夜が明けた。




 母親は奇跡的に持ち直し回復した。


 驚異としか言いようがない。





「ああ……、き、奇跡だ」

 担当医も愕然がくぜんとしていた。




「ええ、奇跡です」

 僕もうなずいた。








 その後、母親は何事もなかったように元気になった。




 しかし、その日を境にラブリは僕の前から消えた。

 










 数ヵ月後の聖夜……。

 




 僕が帰宅するとリビングでラブリがケーキをパクパク食べていた。



「ラッ、ラブリィ😲💦」


《ダーリン😆✨ ケーキを食べに来たよ✨》


「バカ、何処へ行ってたんだよ。心配するだろう」

 

《ラブリの大きなオッパイはダーリンの夢と希望が詰まっていたの》



「え、ああ……」

 ラブリの胸を見ると明らかに貧相になってしまった。



《こんなオッパイだけど、好きだと言ってくれる》

「え……」


《愛しているッてェ》



「当たり前だろォ~❗ 胸なんか小さくてもラブリの事が大好きだよ❗」

 僕は彼女を思いっきり抱きしめた。



《フフ、良かった》



「今度、お母さんに紹介するね。僕の最愛の彼女…… ラブリだよッて 😆🎶✨」

 僕は唇を重ねた。

 


 ラブリとのキスは甘いケーキの味がした。








 ✨💏✨ メリー✨クリスマス✨


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