第4話 オッパイには夢と希望が

 取り敢えず可愛いのでペット感覚だ。



 だいたいお菓子を上げておけば、大人しくニコニコしているので楽と言えば楽だ。



 徐々にラブリと暮らす事がたのしくなってきた。

 


 何しろ可愛らしい。


 アイドルのようにキュートで、その上、巨乳だ。

 抱きかかえるとフワフワして気持ちが良い。

 彼女には申し分ない。




 まるで嵐のように時が過ぎていった。






 しかし……

 ある日の午後。




 僕にとって重大な事件が起こった。








「え、もしもしお母さんが❓」

 母親が事故に遭い救急車で運ばれたと言う連絡が入ったのだ。




 急いで病院へ駆けつけると、担当医からは覚悟して欲しいと言われた。




「そ、そんな頼みます。母を助けて下さい。

 お金なら幾ら掛かっても構いません」

 必死に頭を下げて頼んだ。



 しかし担当医は無言で首を振った。



「そんなァ~…😭💦💦💦」

 ボロボロと涙がこぼれた。




《ダーリン》

 ラブリが心配そうに声を掛けた。

《ねぇ、チョコ食べる❓》

 お菓子を勧めてくれた。



「ゴメン。ラブリ、悪いけど今は構ってられないんだ」



《ラブリのオッパイにはダーリンの夢と希望が詰まっているのよ》



「え、夢と希望」

 チラッとラブリの巨乳を見た。

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