第387話 387.クララ何してくれちゃってるの~~!!

<真也>


「真也~~な・・何で真也とクララが全裸で抱き合って寝てるんですか~~!!」


そんなアリシャの怒号と共に目が覚めた俺



な・・何だ!!何だ!!~~??

今さっきの声はアリシャの声だぞ!!

それもめちゃめちゃ切れてる?

そう思うと急激に俺の意識が才覚してくる


『俺何遣らかしたんだ~~?』



そう思って状況確認する俺

だって寝耳に水状態

昨日の俺の記憶が殆ど無いんだ!!


俺はベッドに寝てて

俺の眼上に見えるのは、アリシャが真っ白のスケスケのネグリジェ姿で仁王立ちし、ネグリジェの奥から見事なまでの真っ白なパンツが見える


モロミエ!!

もう何時死んでも良い!!

そんな気持ちになってしまう俺


『悲しいい男の性』


一気に俺の下半身が反応!!


「あんっ」


何今の声?

眼上に見えるアリシャの純白のショーツに意識が行ってて気が付かなかったが、俺の体の上には・・


『全裸のクララが覆いかぶさって眠っている!!』


で・・

俺も状況は?



「何じゃこりゃ~~」


思わず声を上げてしまった

「何で俺が全裸なんだよ」

「それは私が聞きたいんですけど!!」

アリシャの刺の有る声が突き刺さる


「俺が聞きたいんだけど?」


そんなやり取りを聞いてか

「真也とクララが何で全裸で抱き合って眠ってるの!!」

「旦那様とクララが抜け駆けして子作りしてる~~!!」

「真也様~私も~~子作りしてください~」

「真也様やっとその気になられたんですね~」

「私にも子種下さい」

「私も子種欲しい~~!!」


麗香、アーネスト、リリス、トリア、ナスティア、クリスが次々に起きながら驚きの声を掛けて来る


「う~~ん騒がしいですね~何なんですか~?」

最後にこの原因を知っているだろうクララが眠そうな声を上げながら起きて来たんだが・・

『全部お前のせいだろ!!』

って言ってやりたい気分だ!!


「クララ俺とクララが何で全裸で眠っていたのか、説明してくれるんだろうな?」

「あ~マスターと私が何で全裸なのかって事ですか~?」

「そうだよ!!お陰で皆に責められてるんだが!!」


「ふふっ~実はですね~エロ爺撃退用プログラム『エロ爺撃退試作品1号君』を作ってマスターに投与してエロ爺の琴線に触れるようにマスターを刺激して『ぱふぱふ攻撃』を仕掛けて、エロ爺の人格を顕現させてマスターの体をエロ爺が乗っ取ろうとする瞬間にエロ爺の本体を消滅させるように調整を加えていたんですよぉ~


あのエロ爺は大の『ぱふぱふ好き』で女性の胸に極度に反応する胸フェティシズムなんですよ!!

なのでエロ爺の人格が真也の体を乗っ取る兆候を検出し本体を捕食し消滅させるようにプログラムを最適化していたって訳です」


「それで成功したの?」

一番にそんな声を上げたのはアリシャ

相当に気になっていたのだろう


「残念ながら、エロ爺の人格を完全に消滅させる事は出来ませんでした。

真也の体を乗っ取ろうとした瞬間形成したエロ爺の人格本体を捕食開始しエロ爺の本体に激痛を与えダメージを与える所までが精いっぱいでした。

なのでエロ爺に真也の体が乗っ取られ続ける事は無くなったと言って良いでしょう。


完全に消滅出来なかったのが悔しいです」


クララの話に

「じゃ~エロ爺の人格に真也の体が乗っ取られる事は無くなったって認識で良いのよね?」

アリシャがクララに再確認



「タダねあのエロ爺しつこいのよ!!何度か出てこようとするから気を付けて

何度か出てこようとするけど、瞬間エロ爺の人格消滅プログラムにより打撃を与えられて半日くらいは出てこれなくなるハズよ!!

エロ爺の人格が真也の中から消えたのを確認は必要ね」


俺はクララが用意してくれた薬を飲んで意識が朦朧としていたから、何が有ったのか全然記憶に無いけれど、そんな事をしていたのか・・・


エロ爺に体を乗っ取られ続けるっていう事が無くなったのは凄く嬉しい事だけど!!

しかしな~

何で皆が眠っているベッドに全裸で放り込むのは止めてくれよクララ・・

心臓が止まるかと思ったじゃんか~


アリシャって怖いんだぞ!!

めちゃめちゃ怖いんだぞ!!

めちゃめちゃあり得ない位アリシャって綺麗だけど、アリシャの嫉妬はめちゃめちゃ怖いんだからな!!


まさか・・

クララってこうなる事を予想して、俺とクララ全裸にして皆の中で眠ったのか?

クララの双丘の間に俺の下半身の一部が埋もれてて、今にも爆発しそうなんだが・・・


つづく・・・

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