第375話 375.『ナルノアールガーデン』
<真也>
アリシャの言った
「うわぁ~~凄い凄い空に浮かんだ島ですか~空の上に私達のお城良いです~」
って言葉に反応した7人の嫁候補達が
「え~空に浮かんだお城ですか~凄いです」
「アニメみたいな展開ね。でも良いんじゃない空の上の私達のお城」
「お城~お城ですか~ここのナルノアール城のように真っ白なお城が良いです~」
「私達のお城~」
「お城欲しい~」
「お城一杯になるくらい私子供産んで見せます~」
「旦那様~子供欲しいです~」
段々話が変わってきてないか?
「浮遊島も良いが、今はナルノアール城の湖畔のネイアー湖を埋め立ててトリステインのような自由市場を作るんじゃないのか?」
「あ・・そうでした。浮遊島の話は後ですね。皆さんネイアー湖を埋め立て頑張りましょう!!」
うんうんアーネストちゃんと纏め上げてるな!!」
先ずナルノアール城から100メートル程離れた場所から湖に向かって長さ100メートル幅10メートルの誘導路用場所をに8人の力で土魔法で擁壁を形成してもらう。
そしてその沖に縦2キロメートル横2キロメートルの正方形のエリアに土魔法で仕切りの擁壁をこれまたアリシャ、麗香、アーネスト、クララ、リリス、トリア、ナスティア、クリスの8人がかりで作成してもらう。
俺ってエロ爺の奴の影響で空間魔法やコピー魔法位しか自由に発動出来ない?
出来るんだけど、エロ爺に体乗っ取られるから使えない・・
だから全部丸投げだ。
『心苦しいけどこればかりはしょうがない』
んでもって~
此処からが本番!!
俺とクララでノール渓谷まで転移すると、クララが右手をデノアール山脈の山頂から少し下の辺りで横に一閃!!
眩しい光が
『ピッカーーーーン』
っとクララの指先からデノアール山脈の岩肌に向かって横に一閃
山頂辺り一帯が
『パッカーーーン』
っと空中に浮き上がり
『コロッ』
っと山頂が180度半回転し丁度切り取られた山頂が浮遊島の形に!!
「おお~すんげぇ~浮遊島マンマじゃん」
「でしょ?褒めて褒めて!もっと褒めて良いわよ」
「凄い!可愛い!綺麗!!最高!それでこそ俺の嫁!」
って言った途端
「バシンッ」
って俺は背中を猛烈な勢いでクララに叩かれ・・
相当な勢いで空中を飛翔
もうちょっとで岩山に激突するところだったぞ!!
『褒めろっていったから褒めただけなのに危なく死亡フラグが立つ所だったぜ』
まさか・・・クララ・・・デレたのか?
い・・言わないでおこう・・・
クララに背中を叩かれて『爆散』なんて事になったらヤバいからな・・・
「兎に角、あの浮遊島に使うデノアール山脈の山頂の岩、俺の亜空間庫に格納するぞ」
「は~~い」
俺は速攻でデノアール山脈のを切り取った浮遊島の材料を亜空間庫に格納
デノアール山脈の空中から浮いていた浮遊島の塊が忽然と消える。
「じゃ~残りの岩をスライスして持って帰りましょう」
って言ってクララは数度デノアール山脈の岩山に向かって
『ピッカーーーーン』
『ピッカーーーーン』
っと眩しい光を発しながら右手を振った。
『クララってこの世界を一人で征服出来るんじゃね?』
なんてクララの挙動を見ながら思ってしまった俺だ。
絶対にクララh怒らせちゃマズイ!!
デレただけで俺の体が爆散なんて笑えねぇ
それにしても
『デノアール山脈の岩を切り取った後って・・まっ平でそのまま飛行場として使えそうだな』
まぁ俺達は飛行魔法使えるから、飛行機何て必要ないけどな!!
クララと俺はデノアール山脈での埋め立て用岩石採取を終え、再度ナルノアール城の湖畔のネイアー湖の皆が待つ場所に帰って来た。
そして俺がネイアー湖上に作成された横2キロメートル×幅2キロメートルの土魔法で作成された擁壁で囲まれた上空にクララがデノアール山脈で切り出しスライスされた岩盤を俺の亜空間庫から取り出すとクララが空中で重力魔法によりそのまま浮遊させ、アリシャ、麗香、アーネスト、クララ、リリス、トリア、ナスティア、クリスの7人が攻撃魔法によりその空中に浮いたスライスされた岩塊を攻撃すると、小さな塊になった岩が埋立地に落ちてゆく。
『攻撃魔法を使ってネイアー湖の埠頭用地を埋め立てなんて俺は聞いてねえぇ~~ぞ~~』
半日でナルノアール城の横100メートルの位置から幅10メートル長さ100メートルの誘導路、そしてその先に横2キロメートル×長さ2キロメートルの正方形のエリアのネイアー湖を埋め立てて首都ナルノアール自由市場用地を完成
アーネストが
『ナルノアールガーデン』
ち命名
アーネストが首都トリステインと同じように乗合馬車の組合から集積所の移転の話や、ギルド移転の話を取り付け、その日の内に自由市場用地の申し込みが開始
俺はというと
首都トリステインの自由市場と同じように自由市場用プレハブ販売所を6000戸準備
首都トリステインの1か月契約のみとして、馬車のエリアも確保した。
首都ナルノアールの埠頭には、アンドリュー国王やキャロライン王妃に約束したように首都トリステインの『不思議の国のアリス』のハンバーガーショップ
その他に
『雑貨屋』
『ランジェリーショップ』
『洋服屋』
を設置し首都トリステインの『不思議の国のアリス』の各建物のバックヤードの扉と空間接続し首都ナルノアールの埠頭のお店と常時行き来出来るようにした。
建物は当然俺の亜空間庫に入っていた建物をポチッと設置の簡単お仕事
そして当然、当初の目的である埠頭と言えば
『船!!』
地球の世界でコピー能力で死にかけた思い出も有るがポチッて来た
『シン○○ニー・オブ・ザ・シーズ』
総トン数22万8081トン
最大乗客定員6680人
客室2759室
全長362メートル
全幅65メートル
22のレストラン
42のバー・ラウンジ
複数のシアター
スケートリンク
遊園地
ウォータースライダー
20以上のプール
etc・・・
とうとうそれをこの埠頭に設置する事が出来る!!
なので!!
ポチッっと埠頭に浮かべてみました。
ホテルとして使う予定なので運用はアンドリュー国王とキャロライン王妃に丸投げだ!!
そして!!
目玉である
『ナストレーア王国の首都ナルノアールの埠頭とリトリア王国首都トリステインの自由市場を結ぶ転移門の設置』
今はギルドカードによる転移制御が無い為、無条件で転移可能になってしまう。
アリシャとアーネストにお願いしてギルドカードの転移制御ができるまで暫くの間は兵士によるチェックをしてもらう体制をとってもらわなきゃいけない!!
トリステイン側とナルノアール側の転移門にアイアンゴーレムを2基づつ置いておけば無茶をする人は出ては来ないだろう。
アンドリュー国王とキャロライン王妃に
『シン○○ニー・オブ・ザ・シーズ』
を見せると・・
「な・な・なななななんじゃ~こりゃ~~」
「何なのですか~~~」
良い反応頂きました!!
つづく・・・
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