第372話 372.自由市場区画受付
<真也>
アリシャは即時に動いてくれた。
リトリア王国首都トリステイン中に告知板が建てられた。
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『告』
旧ジャクソン家魔法演習場跡地を首都トリステインの中核市場とすべく
今後各種施設を拡充してゆく計画である。
先ず8月14日より市民に旧ジャクソン家魔法演習場跡地縦500メートル横500メートルの敷地を市民が自由に参加できる自由市場として開放する。
今日今日8月13日より旧ジャクソン家魔法演習場跡地にて自由市場一人一個横3メートル縦2メートル区画の貸し出し受付を開始する。
自由市場一人一個横3メートル縦2メートル区画 1日借用 小銀貨 1枚
販売商品:常識の範囲内で販売可能と思われる物のみ
販売可能商品例:衣類、食器、布、武器、食べ物
販売不可能商品例:奴隷販売は不可、
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俺は旧ジャクソン家魔法演習場跡地縦500メートル横500メートルの自由市場敷地に地球の世界でコピーして来た横3メートル縦2メートルのプレは美を設置し番地を表示した表示板を作成兵士総出でプレハブに付けて行ってもらった。
1人で6000戸のプレハブに番地の表示板を付けるなんて絶対に無理!!
兵士さんに地球の世界の清涼飲料水を皆に渡してお願いしたらもう凄い盛り上がりで・・・
この世界は本当に遅れているって思ってしまう。
何とかしたいけど、今は市場を活性化させる事の方が先
受付の方もアリシャが手配してくれて、メイド服とか着ているから多分お城の侍女さんとかメイドさんっぽい。
問題はやはり、身分証明!!
どうしても身分を証明する物がこの世界には無い
そこまで考えて無かった俺
地球の世界じゃ
免許書
とか
健康保険証
とか
マイナンバー
とか身分を証明出来る物が色々と有るけれど、この異世界じゃギルド会員証しか無い。
ギルド会員証が有るだけ凄い事?
まぁ~モノリス・ストレイア(エロ爺)が宇宙船の機能を使ってギルドシステムを構築なんてこの世界の人間は夢にも思っていないだろうな。
だからもうクララさんに全部丸投げですよ!!
針で指を突いて微量の血液を採り生体認証機能をアルミのタグに付与してもらいました・・
『情けねぇ~』
受付をしてくれているメイドさんすんげ~可愛い~
思わずチョコレートをあげちゃいましたよ!!
俺達の記憶にはない日本の戦時中にアメリカの兵隊さんに
『「ギブミーチョコ」』
って言っていたアレの状態ですよもう・・
俺がメイドさん達に揉みくちゃにされて居たら・・
アリシャや麗香、アーネスト、クララ、リリス、トリア、ナスティア、クリスに周りを取り囲まれお尻にあざが出来るほどお尻を抓られた俺
『俺が悪いのか?』
最近嫁候補のガードが固くなっている?
可愛いメイドさんの手伝いもあって6000戸の自由市場権利は完売
日本円にして市場の使用料6、000、000円がマルママ儲けって凄くない?
毎日受付をメイドさん達に頼むのも無理なので
そうメイドさんや侍女さんは本来はお城の仕事があるもんな!!
今日は無理して都合を付けて来てくれたけど本来の仕事をしてもらわなきゃいけないって事で、リリス、トリア、ナスティア、クリスの知り合いにお願いする事になった。
あと自由市場とは別に王都トリステインギルド本部からは魔獣の肉の販売所を設置してもらい、同時に串焼肉の販売も行ってもらう。
俺達の所も
『不思議の国のアリス』から
ハンバーガー
ポップコーン
ポテト
そして
『雑貨屋』
『ランジェリーショップ』
『洋服屋』
も出す予定だ。
砂糖や塩もお試し価格で100グラム鉄貨5枚くらいで売ろうと思っている。
反物なんかもメートル売りで販売しても面白いかもしれない!!
そんな話し合いを行って、明日の準備を始める俺達だった。
つづく・・・
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