第365話 365.別名『クララ頼みのいい加減計画』とも言う

<真也>


ナストレーア王国でアーネストは地球の世界のケーキ屋さん『アストリエ』のケーキで家族と一緒に御茶会をしながらゆっくりと家族水入らずで話すそうだ。

オールデス家がクーデターを起こしてからずっと復旧作業やナストレーア王国の産業の事で駆けずり回っていたから全然時間取れなかったもんな。


あの間で『マッチ棒』の魔道具と『水筒』の魔道具の生産販売を軌道に乗せるなんてアンドリュー国王って結構有能なんじゃ?それともキャロライン王妃の方か?

オールデス家の魔導士達が居なくなった後の国防の事とか魔道具の製造販売の産業改革をしてたんだ。

アンドリュー国王もキャロライン王妃も休み暇なんて無くて当然だろうな。


家族団らんでお茶会をしているアーネストを除いた俺、アリシャ、麗香、リリス、トリア、ナスティア、クリスと一緒に王城の横の湖の前でテーブルを出してアイスクリームを食べながらハンバーガーショップを作る計画を一緒に話し合っている?


イヤ・・・

確実にテーブルの真ん中に置いた2リットル入りのアイスクリーム狙いだな!!

俺達ってこうして集まると何でか、こんな風に何かを食べてるんだが・・・




『良いのかこんなんで?』


一応スケッチブックに絵を描いて俺が説明、皆はアイスクリームを黙々と食べているって感じなんだが・・


おい?

聞いてるよな?

聞くのが怖いんだが・・・


そう思いながらも説明



題して


『ナストレーア王国改造計画』


またの名を


『クララ頼みのいい加減計画』


ともいう!!

だってさ~俺の頭の中には知識だけは豊富に有るけれど、その知識にアクセスするとエロ爺に体を乗っ取られるから出来ねえんだよ!!


『絶対殺す!!』


『絶対に消滅させてやるんだあのエロ爺』



そうその

『クララ頼みのいい加減計画』じゃなかった『ナストレーア王国改造計画』


このナストレーア王国の首都ナルノアールのナルノアール城横のネイアー湖の畔に幅10メートル長さ100メートル埋め立てて誘導路としその沖に1キロ四方を埋め立て埠頭を作る。


その埠頭の横に地球の世界で確保してきた


『シン○○ニー・オブ・ザ・シーズ』

総トン数22万8081トン

最大乗客定員6680人

客室2759室


全長362メートル

全幅65メートル

22のレストラン

42のバー・ラウンジ

複数のシアター

スケートリンク

遊園地

ウォータースライダー

20以上のプール

etc・・・


を接岸させナストレーア王国首都ナルノアールを一大観光レジャー都市とする


埠頭には転移門を設けリトリア王国の首都トリステイン王城近くのジャクソン家演習場と結びストレーア王国首都ナルノアールとリトリア王国首都トリステインを自由に行き来出来るようにする。

その後は最終的には各国とも友好関係が築ければ各国首都とも相互に転移門で結ぶ予定だ。


そしてふ頭には当然


『不思議の国のアリス』ハンバーがショップ

当然オープンテラス方式も採用する予定


それに

雑貨屋

洋服屋

ランジェリーショップ


も順次オープンさせよう。

市場なんてあっても良いかも!!


しかし・・・

『リトリア王国新王都トリステインの建設』

『ナストレーア王国改造計画』


どうすんだ~これ~~

まだ全然何も進んで無いんだけど~~!!


それに!!


トイレ、水道、移動用荷車、大きさ固定異空間収納などのレンタルを行う

『ギルドレンタル事業』


も有るし・・・

全部クララ頼み・・・なんだよな・・・



つづく・・・

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る