第340話 340.マスターの成長の妨げになるじゃないですか!
<真也>
クララが何気なく言った
「行先を人体に書き込みそのデータを読み込んで指定の転移門に転移するシステム有りますよ?」
って言葉に思わず
「へっ?」
っと素っ頓狂な声を出してしまってた俺
だってモノリス・ストレイアの遺物である亜空間庫を探し当て、その中に会ったモノリス・ストレイア(エロ爺)が開発していた膨大な物品を俺の亜空間庫に移動して閉じた後、再度モノリス・ストレイアの遺物である亜空間庫を開けようとしたら予想通り壊れてしまった。
モノリス・ストレイアが死んだ為に、モノリス・ストレイアが作った亜空間庫が不安定な領域となっていた為かもしれない。
あんときゃ
『俺の亜空間庫に移しておいて良かった~』
ってつくづく思ったね!!
だけど、モノリス・ストレイアが作った物や、モノリス・ストレイアの集めた物や私物が膨大で一つ一つ亜空間庫を確認していたけれど・・・
『モノリス・ストレイアの遺物が多すぎて諦めた・・?』
正確に言えば一つ一つ確認している内にクララの今のボディーを見つけた事でそれからモノリス・ストレイアの亜空間庫に残した異物を確認するのを極力避けてきた?っていうのが正解か・・・
クララの体を見つけた時、エロ爺の人格が出てきてひどい目に遭ったからな・・
まあ~クララの元となったジェニーを見つけた事でクララが使っていたボディーは地球の世界で麗香を演じてくれてるからラッキーだったのかも!!
そういや
『クララにネオキャニア銀河のナスタルジア星のジェードで使っていた『転移門』が有るって言われたけれど、俺の亜空間庫から探してくれって言って無かったな』
「クララその『転移門』は簡単に設定とか出来るの?」
おれは思わずクララに聞いたよ
「使用可能な『転移門』の場所の情報を人体に書き込んで転移門に入ればその場所に転移させると同時にその情報を消去します。
今回マスターが『転移門』の魔法を作ろうと思われていましたのであえて申しませんでした」
「え~俺が悩んでいたの解ってたんなら教えてくれよ~」
思わずクララに言っちゃったよ~~
「せっかくマスターが必死になって無い頭で考えようとしていたのですから、私が邪魔したらマスターの成長の妨げになるじゃないですか!」
クララ・・無い頭でって酷くね?
「クララさ~何気にそれ俺をデスって無い?」
最近クララの俺に対する扱いが段々と雑になってる気がするんだが・・
「マスターが最近私に対して冷たい態度を取っているからですよ?」
クララさん?
それって
『最近アリシャや、麗香、そしてアーネストが加わって、それにリリス、トリア、ナスティア、クリスが入って来たからクララにあまりかまってやれていなかった?』
うわ~
これ
聞いちゃいけない事だよな・・・
『アンドロイドでも拗ねちゃう?嫉妬しちゃう?』
クララだけじゃ無いな・・
アリシャ、麗香、アーネスト、クララ、リリス、トリア、ナスティア、クリス
8人同じように平等に愛情注がなきゃいけない・・よな・・
つづく・・・
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