第339話 339.転移門ってどんな構造?

<真也>


亜空間庫に入っているかもしれない転移門

俺はそれを探すのは諦めたんだ。

だって、それは多分モノリス・ストレイアがネオキャニア銀河のナスタルジア星のジェードで使っていた『転移門』


機能もどうやって使うのかも解らない物を使って


もしも!!


超新星爆発で滅んだネオキャニア銀河のナスタルジア星のジェードの位置に転移されたら・・・

速攻で即死もあり得る!!

もしかしたら・・・


『超新星爆発でネオキャニア銀河のナスタルジア星辺りはブラックホールになっているかもしれない』


そんな所に飛ばされたら一巻の終わりだ!!

即死は避けたい


どうせ死ぬんなら死ぬ前に皆とエロエロな事エロエロしたい!!



うう~思わず本音が出てしまったぜ

だって8人もの美少女がもうはち切れんばかりに生存本能丸出しで発情期を迎えた肉食女子が求めて来るんだぜ?


『ハッキリ言って健全な少年男子は耐えられるハズ無いじゃん!!』


エロ爺の事が無ければもう俺はとっくに子作りしてる!!

それをしないのはさ~


もしもえっちしてあのエロ爺の人格を持った子供が出来たらと思うとさ~出来ないじゃん?

子供が生まれてきたら


『ほっほっほ~ぱふぱふパラダイスじゃ~』


なんて産声の代わりに叫ばれてみろよ!!

ハッキリ言って怖いだろ?



それにエロ爺の人格に体を乗っ取られて意識が無いままに大切な人をエロ爺にNTRされるのは絶対に許せねえんだよ!!


『何でこんな体になっちゃったかな~』


此処で悔やんだところで状況が変わる訳じゃ無い!!

どちらにしても、クララが対応してくれるのを待つしか俺に手立ては無いからな


アーネストのお願いをかなえる為にも、塩の作成にしても、この世界の流通の改革にしても『転移門の魔法』は必要不可欠!!



俺だけだったら目に見える範囲と今まで行った事の有る所だけだったら転移出来るんだが・・

いざ魔道具にしようとするとどうやって良いのかさえ解らねぇ・・


うをぉ~真面目に考えるとすんごいめちゃめちゃ難しいんじゃね?

欲しい機能としては


『転移門』っていう位だから、入る所は一つで良いよな!!

そんで~行先に応じて出口が自動的に決められる!!


だったら行先はどうやって認識させればいいんだ~~?




『行きたい場所に行ける転移門の魔法』


って無理なんじゃね?

絶対に無理だよね?

そんなん出来るハズ無いじゃん!!

俺の計画って初めから破綻してる?


俺はそれに気が付いて思わず自分の頭を両手で抱えてしまう


「マスターあまり考え過ぎると知恵熱が出ますよ」

ってクララが俺をデスって来る。

最近俺の扱い酷いよね?


「クララ最近俺の扱い酷くね?」

「うふっマスターが私が居ないと生きてゆけない体にしようと思いまして」

「それ願望駄々洩れじゃね?」

「この際、私の重たい愛を知って頂きたいので隠さない事に致しました」


うわっ~クララが最近ドS体質になってきてる気がするんだが~^

俺ってクララに調教され始めてる?


「この世界の物流改革や海水の取得をするのに『転移門』が欲しいなって思って考えていたんだけど、欲しい機能が多すぎて無理なんじゃって悩んでた所なんだよ」


「マスターはどんな機能の『転移門』が欲しいんですか?」


ってクララが鼻と鼻がくっつくくらい顔を近づけながら聞いて来たので・・

俺の欲しい機能を話ましたよ・・・


・・・・


それを聞いたクララは

俺に告げて来た


「行先を人体に書き込みそのデータを読み込んで指定の転移門に転移するシステム有りますよ?」


「へっ?」


つづく・・・

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