第338話 338.転移門を作ろう

<真也>


超新星爆発で消滅したネオキャニア銀河のナスタルジア星のジェードでエロ爺が作っていたという『転移門』の魔道具


捜していた訳だが、エロい物が次から次に出てきた為に、頭が痛くなって結局探すのを諦めた・・・

後で作ろうと思っていた『転移門』の魔法だが・・

砂糖が出来れば塩!!

やっぱり塩も欲しい!!



ヒマラヤなんかに岩塩が有るけれどあれは古代にヒマラヤが海だった所が段々と隆起し地下に取り残された海水の塩分がが結晶化した物って聞いたような・・・

このアトランテ大陸に岩塩が有るのかは不明



無いかもしれない物を探すより、塩を作る為には海水から作るのが一番手っ取り早いハズ?

なので海水と言ったら海!!


海と言ったら


『首都トリステインから500キロ程南下したアノルスという人口100万人の南国のリゾート都市』



それか


『首都トリステインの東側の海岸』

アリシャに聞いた話だと首都トリステインから東に1000キロ程進むとナサリア半島という半島の先に人口3万人のナサリアという漁業の街があるという。


距離から行けば500キロ程南下したアノルスという人口100万人の南国のリゾート都市で決定だが、距離の制約が無いなら人口3万人の漁業の街ナサリアも候補に入れたい!!


だって人口100万人のリゾート都市アノルス、人工100万人もの人が居るって事は海の汚れも気になる。

そういう意味ではナサリアから海水取得した方が良いかも!!


今考えているのは首都トリステインの東1000キロに位置するナサリアの街から1キロ程離れた海中に転移門を設置し、定期的に転移門を開ける事で海水を新首都の砂糖工場の隣に貯水池を作り取り込んで魔道具により塩を取り出すと同時に塩を取り出した後の水を新首都の飲料水として使おうという構想だ!!


なのでどうしても塩を作る為には『転移門』の魔法が必要



砂糖を生産するにしても

サトウキビを植える人

サトウキビを育てる人

サトウキビを伐採して工場に運ぶ人

砂糖を精製する人

出来た砂糖を計って梱包する人

出来た砂糖を販売する人


『カウ』や『アンゴラシープ』の餌をやり世話をする人

4か所のサトウキビの栽培地を『カウ』や『アンゴラシープ』を移動させ砂糖生産設備を運用させる人々が必要だ!!


リトリア王国のアリシャや侯爵家の後ろ盾が有るリリス、トリア、ナスティア、クリス達に動いてもらうのが良いだろう。


塩についても同じ・・・だな

砂糖と塩についてアリシャ達に丸投げしておけば問題無いだろ


うわ~考えてみると


『俺って全部丸投げしてるんじゃ?』



そのうちダメダメ人間に成り下がってしまう?




ま・・任せられる所は任せているだけだからな!!



と正当化する俺であった。


つづく・・・

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る