第333話 333.え・・・魔獣を飼育するの?

<真也>


東西南北40キロの区間を空中を移動しながらコンクリートの壁を設置した俺達

クララはコンクリート製の壁を設置する為の地面を土魔法で平らにした上に、俺は順次高さ5メートル幅5メートル厚さ50センチのコンクリート壁を設置しクララが固定化の土魔法で固定


俺も一連の作業は出来なくは無いんだが、エロ爺の活性化と共にエロ爺が持っていた魔法を使うと、エロ爺の人格が顕現してくるのだ。


今エロ爺の顕現に影響が無い魔法は


『空間魔法』


『コピー魔法』


『付与魔法』


その辺位?

なので安全と思われる魔法以外は極力使わないようにしているのだ。


『何処までも迷惑なエロ爺だ』


あ・・

でもクララとか、宇宙船とかエロ爺の残した亜空間庫に残っていたアイテムやエロ爺の作った物は超~有効活用さして貰っているから全部が全部迷惑って訳でも無いか!!



「此処に閉じ込めた魔獣は全部蹴って良いよね?」

「これから目一杯魔法を使えるわ」

「早く魔獣を殲滅した~~い」

「魔獣がはじけ飛ぶあの感覚最高なの~~」


リリス、トリア、ナスティア、クリスは相変わらずジャンキーだな

もしかして


『脳筋?』


それとも


『肉食女子?』


おれ食べられちゃう?

色んな意味でエロエロと?


うう・・変な方向に考えてしまう~

エロ爺の人格に侵食されてきてるのか俺~~???

これ以上変な方向に考えるのは止そう!!


「今回は確保したい魔獣が居るから魔獣全部を爆散させるんじゃ無いぞ~」


俺は最初に釘を刺しておく!!

だが!!

クリスは

「え~魔獣を確保って魔獣を育てるって事~~?」


ってちょっと勘違いをしている?

俺の説明不足・・か





「育てるのは有っているんだが、俺の説明不足で悪いな。


魔獣のアンゴラシープを捕獲してアンゴラシープの毛を刈ってその毛を紡いで糸にしてリトリア王国の特産品として販売しようかと思っているんだ


それとカウっていう魔獣は乳を出すらしい。

カウの搾った乳からチーズとか乳製品を作りたい。

なのでアンゴラシープとカウの群れを今回は捕獲してそれぞれh放牧地に隔離するので、皆はアンゴラシープちょカウをそれぞれ一か所に集めて欲しいんだ。


お・・お願い・・・できるかな?」



ちょっと控えめに色気を出してお願いしてみたんだが・・・


『気色悪かったか?』


俺が捕獲した言っていう魔獣は2種類

アンゴラシープっていうのは高さ3メートル長さ5メートルで全身をサラサラの毛におおわれたマンモスに似た魔獣でその魔獣の毛は凄くつるつるなのだそう


そして

もう一匹が

カウというこの世界で言うとバッファローににた高さ3メートル長さ5メートル近くの魔獣でそのカウが出す乳が凄く濃厚で美味しいらしい

ただ両方の魔獣に共通して言えるのは非常に大きい魔獣だという事!!

その為に狩るのが凄く難しいらしい。



俺の気色悪い?お願いに受精達?嫁s?は

「「「「しょうがないわね」」」」


「他の魔獣は爆散させて良いの?」


う・・

脳筋娘が居たか~~


「他の狩った魔獣はギルドが買い取ってくれるから、狩った魔獣はこのペンダントに吸収さえてくれ。ギルド用の倉庫に入るようになっている」


「え~爆散出来ないの~」

「ギルドが買い取った魔獣の素材や肉はリトリア王国の開発費用として使えるようになるんだ我慢してくれ」


「は~~い」

「しかし、それにしてもよくそんな魔獣、真也は知ってたわね?」

アリシャが俺に突っ込んでくる

「あ~この前『不思議の国のアリス』で働いてる女の子にこの辺の魔獣に詳しい女の子が居たんで聞いたんだよ。

あの時アリシャにめちゃめちゃお尻を抓られたけどな!!」


そう『不思議の国のアリス』の販売員をしている超~可愛いうさ耳アリスちゃんを見つけたんで思わずチョコレートをあげた・・

疚しい気持なんか無かったんだからな!!

可愛い物は正義!!

そうだろ?

ちょっと魔が差した・・

いやお話したかっただけ・・だ!!

そうお話したかっただけなのだ!!

変な意味で誘っているって思われたら嫌なので、この辺に住む魔獣について聞いてみたら、その可愛いうさ耳ありすちゃん魔獣について結構詳しかったみたいで

『カウ』

『アンゴラシープ』

について教えてくれたんだ。


「あ~あの時、そんな話してたんだ。てっきり真也が可愛い女の子をナンパしてお嫁さん増やそうとしていると思ってちょっとやいちゃってたのごめんなさい」


って少し罪悪感かんじちゃったのアリシャ?

こんな超美少女に嫉妬されるのも悪くないかも!!

でも

アリシャの言ったようにお嫁さん・・

俺も罪悪感いっぱいです・・汗


「良いよ良いよ。情報を集めとかなきゃって思ってやってたんだけど、何も言わずにこえかけちゃったからアリシャの行動も解るよ」

「うふっ流石私の真也ね」

ってアリシャに抱き着かれちゃったよ・・


あ~あの時のうさ耳アリスちゃん・・可愛かったな~

うう~ダメだダメだ!!

これ以上嫁が増えたら体が持たねぇ~~


こうして高さ5メートル幅5メートル厚さ50センチのコンクリート壁で囲まれた東西南北40キロの新王都用開発用地で魔獣捕獲と魔獣討伐が始まったのだった。


つづく・・・

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