第327話 327.キャロル・イーグルトンの行方

※勘違いでお話が変な風になっちゃってました~

朝一でお読みになった方ごめんなさいです。

一応つじつま合わせ・・・しました~~汗

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<アリシャ>


私が起きると一緒に眠っていた麗香と真也が居ない事に気づく。

まさか麗香が抜け駆けして真也と?


って一瞬考えて


『エロ爺の人格が出ちゃうからそれは無いっか』


って思うと一安心。

変な所でエロ爺の人格がストッパーになってくれている

でも・・


それは同時に・・


私も真也にエロくは迫れないって事


『はぁ~微妙~な気分』


キッチンの方で音がするから麗香と真也で食事の準備?しているのかな?

昨日は良いとこ見せようとして失敗しちゃった

私達ってお料理なんてしたこと無いんですもの


『攻撃魔法でお料理出来るとばかり思ってたんですもの!!』


お料理は料理人がしてくれるもの!!

私達の育った世界じゃそう思ってた


麗香も真也も料理はあまり得意じゃないっては言ってたけれど、真也の出してくれるお料理はどれも美味しい。


『これは色々と手抜きしてるんだよ』


って恥ずかしそうにはにかみながら話してくれたけれど・・・

ポップコーンとか目の前で作ってくれたけど


凄く美味しかった!!



『真也はこの世界の食文化は遅れすぎている』



って言ってたけれど、今一つ飲み込めない所があるの

真也達と出会ってまだ10日程度

そして真也達の住んでいた世界は違う世界

私が解らなくて当然なのかも・・・


でも悔しいな~


・・・・


・・・・


麗香と真也の関係みたいに今一つ親密になれていない。

私にとって・・


嬉しい事は!!


『真也が私を凄く意識してくれている!!』


っていう事!!

ふとした時、真也が私を


『ちらっ』


『ちらっ』


っと見ては、視線があった瞬間真っ赤に頬を染めた瞬間、顔を背けるの!!


『そんな仕草が凄く可愛い』


心配なのはクララ・・・

真也とクララの関係って凄く気になる


クララはモノリス・ストレイアの一番弟子?メイドさんだった人だって聞いたけど・・

真也とクララの仲って肉体関係を持った男女の仲なんじゃ?

ってふとおもう時がある


『女の勘!!』


凄く気になるんだけど

それを直接聞くわけにもいかないじゃない?

今は

『エロ爺消滅しろ~~!!』

なんて電撃食らわせているし、真也に迫っても無いし・・

エロい事したらエロ爺の人格に真也が乗っ取られてエロ爺が出て来るんだから下手に手を出せないとは思う・・


でも!!

凄く気になる!!


あ~変な事考えてたら眠れなくなっちゃった!!

真也と麗香の手伝いでもしようっか!!

そう思い起きて真也と麗香のと凝りに行って


「真也、麗香、おはよう~私にも食事の準備をさせて」

ってお願いすると


「お・・おお~~そ・・それじゃテーブルの上に此処に有る食器を並べてくれるか。それが終わったら皆を起こしてきてくれないか」


ってちょっとシドロモドロになりながらもキッチンの隅に置いていた食器類を指さしてくる真也

顔を真っ赤に染めた真也って可愛い!!


「解ったわ」


私はそう返事して指示された食器をテーブルに並べてゆく。

今までは全部メイドや侍女が準備してくれていたから凄く新鮮に感じる。

食器を並べ終わって皆を起こしてくると、もう食卓には食事の準備が出来ていた。


私が驚いていると

「何時もの手抜きだ」

って苦笑いをする真也




<アーネスト>


皆で食事をした後、真也の能力で異世界の『不思議の国のアリス』のある館の転移部屋に転移して旦那様達は魔法パンの補給や不足した食材を補給

雑貨屋さんの商品の追加をした後やっとナストレーア王国の首都ナルノアールにの湖の傍に建つナルノアールの私の部屋に転移

転移をどうやって認識したのか解らないけど、侍女のチェルシーが早速駆けつけ



「姫様帰りなさいませ。早速ですがアンドリュー国王様とキャロライン王妃様が姫様が帰られましたら至急呼んでくれと伝言を言付かっております」


と伝えられ、凄く不安な気持ちに・・・

何か有ったのかな?

何も伝えないって事は結構重要な事?


「皆お父様とお母様に会いにゆきましょう」


どうしたんだろうという不安な表情をしている皆を急がせる。

侍女のチェルシーが早速


「姫様ご案内致します」


そう言って私達を先導して、お父様とお母様の居る場所目で案内をしてくれる。

そして部屋の前まで来ると


「アンドリュー国王様、キャロライン王妃様姫様方をお連れ致しました」


侍女のチェルシーがそう言ってドアを開けてくれ私達が部屋に入ると


「みんなよく来てくれた」

アンドリュー国王はそう言って俺達を椅子に座るようにただす。

侍女のチェルシーが出て行った事を見計らったお父様は


「早速で悪いが、昨日密偵疑惑で捜索していたキャロル・イーグルトンだがイーグルトン子爵家から家の前で倒れて死亡しているのが見つかったとの報告が有った」


疲れた表情で告げてきた。

想定はしていたけど・・

まさか死亡とは・・・


「死亡原因は何だったのでしょうか?」


「吹き矢の矢が背中に刺さっていたそうだ。その吹き矢の矢にはナーザルという毒蛇の毒が塗られていたそうだ」


「イーグルトン子爵家の者が口封じに殺したという疑いは?」


「イーグルトン子爵家からの報告だから口封じされた可能性も有るが、イーグルトン子爵家家が完全に黒という事も言えぬからな。悔しいがこれ以上イーグルトン子爵家家を責める訳にもいかんのが現実じゃ」


イーグルトン子爵家家がオールデス家の残党に情報を流していた事の発覚を恐れて娘を始末した・・・

そうとしか考えられませんが・・

お父様の言うようにこれ以上の追及は難しいのでしょう。



つづく・・・

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