第315話 315.オールデス家の残党?

<真也>


三連撃で俺達に撃ち込まれた巨大な爆炎魔法


『ジャクソン家魔導士達とはまた違った魔法』


一瞬で爆炎に飲み込まれた俺達



『魔法陣とかに隠蔽とかの魔法陣もあるのか?』


全然気づかなかった・・

しかし気づかなかった俺の代わりにクララがシールド魔法を発動して俺達を守ってくれた。

お陰で俺達は無傷!!


クララは皆を見回して


「皆~殺さないように」


え・

俺の代わりに指示しちゃう?

俺ってもしかして要らない子なんじゃ?


そう言う間に


一瞬でアリシャ、麗香、クララ、アーネスト、リリス、トリア、ナスティア、クリスの8人の手から


「バチバチバチッ」


っと音がした瞬間


「シュッ」

「シュッ」

「シュッ」

「シュッ」

「シュッ」

「シュッ」

「シュッ」

「シュッ」

「シュッ」

「シュッ」

「シュッ」


・・・・


っと稲妻のような輝きが放たれた。


「ギャー」

「グヘッ」

「うをー」

「ヒー」

「ぶへっ」

「ギャー」

「ギャー」

「ギャー」


・・・・

家々の立ち並ぶ家々の路地の奥から変な悲鳴が・・

女性達が優秀過ぎて怖いんだけど・・


俺って要らなくね?


最近エロ爺の人格が出て来るせいで俺の注意が散漫になってるせいなのか索敵や魔法発動が上手くゆかない・・・




『唯一正常に使えるのは空間魔法とコピー能力くらいな物』



エロ爺の人格を何とかしないと!!

今のままじゃリリス、トリア、ナスティア、クリスの新メンバー4人の方が俺よりも上手く魔法発動出来てる


「はぁ」


っと大きく俺がため息を吐くとクララが


「マスター私は解ってますから落ち込まないで下さい」


と慰めてくれる。

うをぉ~何か慰められると、涙が出そうになるんだけど・・・

もう抱き締めて押し倒してしまいそう


「真也わたしだって解ってるんだからね!!」

麗香がつんつんした感じで俺に告げて来るんだが・・・


これってあれか~~


あれなのか~~


あの幻の


『ツンデレ?』



そうなのか~~???

「私も解ってますからね」

アーネストは・・・

多分解ってないだろうな・・


「真也様の事は全部解ってます~」

「私達がお守り致します~」

「悩んでいる真也様も素敵~」

「押し倒して入れたい・・です~」


リリス、トリア、ナスティア、クリスも・・解ってない・・な・・

若干1名危ない発現してるんだが・・

エロ爺に突っ込まれないようにしなきゃ


それはそうと、襲ってきた連中は?

家々の間の細い路地に・・


1人・・・

2人・・・

3人・・・

4人・・・

5人・・・

6人・・・

7人・・・

8人・・・

9人・・・

10人・・・

11人・・・


うをぉ結構居るじゃん!!

襲撃者の全員の手足にサンダーアローだろう雷撃のバチバチと白く放電している矢が刺さっていて、全員気絶しながらも痺れてピクピクと体が波打っている。


すんげ~~

ちゃんと殺さずに手足を撃ち抜いて捕縛してるよ!!


つづく・・・

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る