異世界改造計画始動

第309話 309.この世界は遅れすぎている

<真也>


麗香が

「可愛い~~」

「これも着て見て~~」

なんて調子に乗って色々と俺に着せ女装姿の俺の写メを取りまくった結果、俺が麗香にロリータ服を押し付けられた物


コピー能力に俺が目覚めたついでに、麗香の趣味で集めていたロリータ服をコピー能力でコピーしまくって俺の亜空間庫の中に結構ストックしている。


それとランジェリーショップ『ランジェ』で大量買いした時におまけで一杯もらったジャンネリーや予備で買った色々なジャンジェリーを大量にコピー能力でコピーして亜空間庫に格納している。


『これは絶対に俺の趣味じゃ無いからな!!』


何か有って、女性の助けた時に、着る物が無いと困るだろ!!

それにランジェリーショップと洋服屋を始めたからそれのストック用だからな!!


断言しよう!!

絶対に俺の趣味なんかじゃ無い!!

『ちょっと着けてみたい・・かも・・』

いやいやダメだダメだ・・

編隊路線まっしぐらになっちまう


アリシャ、麗香、クララ、アーネストに加えリリス、トリア、ナスティア、クリスの4人が新たに加わった俺の『嫁sメンバー』8人



「ぐぅ~~」


アリシャ、麗香、クララ、アーネスト、リリス、トリア、ナスティア、クリスの8人が俺の周りに集まって俺を抱き締めている中で突然鳴り響いた音・・・


俺は周りを見回してみると・・・


「ぐぅ~~」


「ぐぅ~~」


「ぐぅ~~」


続けて鳴り響く可愛いお腹の鳴く音・・

『あ~何も食べさせてもらえてなかったか・・此処はいっちゃいけない事だな・・』


俺は空気を読めない男じゃ無いぞ!!


多分・・・


俺は皆を見回して

「じゃ皆食事にでもしようか」

そう言って部屋に長テーブルと椅子を亜空間庫から排出

『シン○○ニー・オブ・ザ・シーズ』のクルーズ船を人間以外でコピーした結果船内の食事までコピーしてしまってた。

その『シン○○ニー・オブ・ザ・シーズ』の食事を俺達の前に排出して、皆に席に着くように声を掛ける。


皆が取りやすいように


真ん中にオードブルが大盛りの大皿とその横に大きな籠に大盛りに盛った焼きたてのクロワッサン、そして取り皿


そして各自のテーブルの前にスパゲティーとスープが盛られたお皿とフォークとスプーン



座ると同時にリリス、トリア、ナスティア、クリスは目の前に置かれたスパゲティーを見て


「此れなんという食べ物ですか~」

「初めて見るんですけど~どうやって食べるの~?」

「美味しそうな匂い~」

「食べ方が解らない~~」


あ~この世界にスパゲティーなんていう物が無いのか・・

殆どが魔獣の肉で事足りるからな~


変な所で魔獣による弊害が出てるな。

魔獣が溢れかえる世界で手軽に手に入る食材が有るのに苦労してまで食べ物に手を掛ける気にはなれなかったのかもな・・


「こうやって食べるんだよ」

って俺はフォークを手に取ってスパゲティーを一口食べると、それを見た4人が一斉にスパゲティーを食べ始める。


「美味しい~」

「美味しいです~」

「こんあ食べ物初めて~」

「ふぉ・・い・・ふぉいし・・いで・・ふぉぉ」


あちゃ食べながら言ってるよ~

アリシャが

「焦らなくても食べ物は逃げないから落ち着いて」

笑いながら4人に声を掛ける。


「本当にこの世界は何もかも遅れているな」

「そうね。魔導士達の影響でしょうね」

「マスター便利な魔法が使えるばかりに文明が発展しなかったのでしょう」

「私はそんな事考えた事もありませんでしたわ」


「そうだな。まずは食文化からこの国を変えたいな」

俺がそう言うと

早速リリスが

「じゃ~このスパゲティーという食べ物も食べれるようになるという事ですね」

トリアも

「うわ~美味しい物がいっぱい食べれる世界になるって事ですね~是非やりましょう」

ナスティアも

「賛成~~」

クリスは

「美味しい物は正義です」

って何処かで聞いたセリフだな・・


おい!!

皆!!

食べ物が絡むと、気合が違うぞ!!


こうしてこの異世界改造計画が始動したのだったマル


つづく・・・

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