第296話 296.俺何でクルーズ船ゲットしたかったんだっけ?
<真也>
あ~死ぬかと思った~
何で俺クルーズ船なんて欲しいと思ったんだろう?
最初は俺が社交辞令で行った言葉で、リトリア王国の首都トリステインにある『不思議の国のアリス』と同じ物をナストレーア王国の首都ナルノアールにも作る羽目になって候補地を探してたら、結局湖しか無くって・・・
うをぉ~これってクルーズ船じゃ無くても良かったんじゃね?
湖の中に埠頭を作ってそこに『不思議の国のアリス』と転移門を設置すればリトリア王国の首都トリステインとナストレーア王国の首都ナルノアール間を自由に行き来出来るし・・・
『俺ってもしかしてやらなくて良い事をしてたんじゃ?』
そう思うと冷や汗が・・
『たらっ~』
皆には黙っておこう・・
内緒
内緒だ・・・
色々有ったが無事にクルーズ船ゲット出来たんだから良しとしよう!!
そんな俺の気も知らず麗香が
「真也~クルーズ船何時設置するの?」
アリシャも
「うんうん~あんなに明かりが一杯点いててあの一番上にある湖みたいな所で泳いでる人が見えるけど楽しそう~私も早く乗ってみたい~~リトリア王国の首都トリステインの何処に設置するの?」
アーネストも
「あんなクルーズ船が首都ナルノアールのネイアー湖に浮かぶと思うと凄く興奮します~私も早く乗ってみたいです」
え・・クルーズ船設置するの決定?
俺湖の中に埠頭を作って『不思議の国のアリス』のハンバーガーショップ作るだけにしようと思ってたんだけど・・・
それにアリシャはリトリア王国の首都トリステインの何処にって言ったよな・・
アーネストは首都ナルノアールのネイアー湖だって言ってるし・・
此れって2隻必要なんじゃ?
うわ~またまた俺余計な事に首突っ込んじまったみたいだ~!!
つづく・・・
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