第268話 268.紛らわしい
<真也>
俺とジェニーだった物?
う~ん紛らわしいな・・・
ジェニーを見る度にエロ爺の亜空間庫から排出した時のあの悩ましい痴態を思い出してドキドキしてしまう・・
『中身はクララ』
『中身はクララ』
『中身はクララ』
『中身はクララ』
『中身はクララ』
・・・
そうジェニーの体だけど中身はクララなんだ!!
落ち着け俺~~~!!
反応するんじゃね~~俺~~!!
反応しちまったら、またエロ爺の人格が出てきちまうじゃねえかよ!!
だから!!
落ち着くんだ俺~~!!
クララとしては、どうもジェニーの次世代型の機体?それともボディーったら良いのか?
ジェニーの体が気に入ったみたいだ・・・
『きっと機能も格段に進化しているんだろう』
そう
ジュニーだった物、改め
『クララ改』
いやいや違うだろ!!
自分で突っ込んでどうする俺!!
エロエロと突っ込みたい所は有るが・・・・
もう本人がクララと呼んでくれって言ってるんだからクララ決定!!
俺とクララは王城の転移部屋に転移
「「うわっ」」
誰も居ないと思ってたのに同時に複数の悲鳴が上がった。
アリシャと麗香が椅子に座って紅茶を優雅に飲んでいる所に俺とクララが転移して来てビックリしたみたいだ。
「急に転移してきて悪かったな」
俺は取り合えず2人に謝りながら、空間庫からハンカチを2枚撮りだして2人に渡す。
アリシャと麗香は紅茶を優雅に飲んでいた時に俺達が急に転移して来たから、驚いて飲んでいた紅茶を盛大に噴き出した為だ。
「「その女は誰??」」
アリシャと麗香の冷たい視線と共に浴びせられた刺のある言葉
誰って?
当然クララ・・
あ~当然そういう反応になるよな!!
「信じれないかもしれないが、こいつはクララだ!!」
「「胡麻化さないで!!」」
う~ん2人共手ごわいな
「嘘じゃ無いんだって」
「「信じられない!!」」
2人共器用にハモッテんな!!
って感心している場合じゃ無い!!
「クララ面白がってないで何とか言ってくれよ」
「ふふふっ~ごめんなさい。困っているマスターの姿が凄く可愛くって見惚れてしまっていました。アリシャ様に麗香様、私は本当にクララですよ?エロ爺の作った機体が高性能だったので乗り換えちゃいました」
「え?じゃ~エロ爺の亜空間庫が見つかったんだ」
「凄いじゃないクララ。その体めちゃめちゃ綺麗じゃない~変態爺でも技術は超一流ね流石エロ爺!!クララが気に入るはずよね~あ~あ~私も体がもう一つ欲しいわ」
「おい2人共俺がクララだって言ったの信じなかったくせに、クララが言ったら何で一発で信じるんだよ?」
「「「だつて同士だもん」」」
おい!!同時にハモルな!!
『同時って何の同士なんだよ!!』
聞くのが怖えぇ~~
つづく・・・
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