第263話 263.モノリス・ストレイアの亜空間庫探しお約束は守られる?

<真也>


俺達の周りには此処の場所の主だった30メートルを超す黄金スライムが居なくなった為、その後を他の魔獣が狙って縄張り争いをしている最中



佐竹さんの所の襲撃の時も思ったが

『危険感知?』

的な能力が欲しい!!

ここに転移した時に全然『危険感知?』的な感覚は無かった



危険感知・・・

此ればかりは危険な予感を感じるって事だから・・


『魔獣狩りとかの中で体得するしかないのかもしれないな』


俺が悩んでいるとクララが

「マスターこの結界を一瞬で良いので解いて頂ければ、一瞬で魔獣を殲滅しますがどうでしょう?」

って提案

「一瞬でか?」

「はい!!一瞬でレーザーで微塵切りに粉砕できますよ?」


あ~クララからそういう言葉聞くと改めてクララが機械だったって思うよ

「微塵切りに粉砕はな~肉片とか散らばるとまた魔獣を引き寄せちゃうしな、それは避けたいな」

「魔獣は匂いには敏感ですから、それはありますね。迂闊でしたすみません」

「此処でモノリスの亜空間庫を見つけなければ良いんだったらそれも有りなんだが、今回は此処に留まってモノリスの残した亜空間庫を見つけなきゃいけないからな。~今回は俺が何とかするよ」


チマチマ遣っ付けるのも面倒・・

もうあれしかないよな~

襲ってくる魔獣を視界に収めながら


『空間庫収納!!』



そう心の中で念じると襲ってきていた魔獣が一瞬で俺の前の空間から消えた。

空間庫に収納すると・・


『外に出す時困るんだよな~』


空間庫の外に出した途端にまた襲ってくるもんな~・・

空間庫から出す時


心臓だけ


脳だけ


魔石だけ


魔獣の肉だけ


魔獣の毛皮だけ


そんな感じで排出する部位を選べたら最高なんだが、一度やってみない事には出来るか出来ないか解らない・・

広い誰にも迷惑にならない場所で一度実験してみる必要があるな!!

「マスターやっぱり収納使ったんですね」

「出来ればやりたく無かったんだが、結界を張ると結局対応策は収納するしか無いんだよな」

「これだけの強力な結界はエロ爺でも作っていませんでした」

「結界発動中に攻撃が出来ない事がネックなんだよな~」

「そうですね。出来れば結界発動中にも広域魔法攻撃が出来れば一度に殲滅出来るのですが・・・」

「今の知識じゃ無理なんだよな」

「焦らないでゆっくりとやってゆきましょう。魔獣達も一応片付いた事ですし・・

少しだけ・・ちょっとだけ・・・良いですよ~マスタ~」


クララはそう言った瞬間


『むちゅ~~~~~~っ』


っとくちびるを合わせて・・

次第にクララの舌が・・


「むぐっ」


「ぐちゅっ」


ヤバいぞ此れ!!

理性が~~

吹っ飛んでゆく~~

それにクララの手が・・徐々に・・俺のズボンの中に入ってくる・・


「むぐむぐむぐぅ~~」


クララの本気モードに声にならねえ~~

俺も限界だぞ・・


「うひひひっ~~ク・ラ・・・・ラ~~ひ・さ・しぶり・・じゃ・・の~」

「こころ・・ゆ・く・・まで・・たの・・し・・」


クソ爺~~~

こんな所で出てきやがって!!

このままじゃ・・・


『乗っ取られる!!』


こんなエロ爺に渡すか~~


俺はクララのくちびるをむりやり振りほどき


「クララ~~俺に電撃を浴びせろ~~~」


俺がクララに向かって叫ぶと


本気モードになっていたクララの正気が戻ると同時に


「エロ爺~~私の邪魔をするな~~!!」

クララがそう叫んだ瞬間に


「バリバリバリバリーー」

っと物凄い電撃が俺を抱き締めたクララの体から繰り出された


「くぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃーーーーセ・ッ・カク・・


アキラメラレル・・・カ・・・


ガガガガガガガガガガガガガガガガガーーーー」


「エロ爺めやっと引っ込んだか・・ざまあみろ・・・」

俺の意識はそこで途切れた。


つづく・・・

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