第241話 241.何?俺嫌われちゃった?
<真也>
アンドロイドを一体起動し佐竹さんの護衛に付ける為に一旦俺の能力で異世界の黒の森の上空に転移、其の後異世界の黒の森カルデラの地下深くの宇宙船を収めた亜空間の入り口にクララの能力で転移
クララでも地球から異世界への転移は今は無理らしい。
『今は・・だ』
クララは自動進化型AI機能を持った疑似生体細胞を持ったアンドロイド
『機械と生物の融合体』
マスターの子供も産めますよ?
なんて!!
シレっと俺にアピールしてるんだよ~~!!
こっちまで意識しちまって真っ赤になっちまったじゃん!!
マスターの子供も産めますよ?
って行った後
俺の反応を見て
『くすっ』
って笑ってたから、俺は揶揄われてたんだろうな~
ロボットに揶揄われてる俺って・・
『バカなの?』
それとも
『単細胞?』
そういう意味の無い思考は止めよう!!
黒の森のカルデラの地下奥深くに作られた宇宙船の有る亜空間への入り口からセキュリティーロックをクララが解いて宇宙船のある領域に入る
『2度目に見るけれど宇宙船ってこんなにも大きかったんだ!!』
クララの案内で宇宙船に入り、宇宙船の格納庫で透明な格納容器に収められた500体もの全裸のアンドロイドを見た時にはビックリしたよ。
『全員が超~超~~美少女』
取級の美しさとはレベルが違う
「すんげ~~500体全部容姿が違うってめちゃめちゃすんげ~~」
俺が感嘆の声を思わずあげると
「モノリスの趣味の結果です」
とクララが悲しそうな表情を一瞬したのだ
『なんかクララを怒らせた?』
『俺が全裸のアンドロイドに意識を持っていかれたから?』
それとも・・嫉妬?アンドロイドのクララがまさかな・・
反応してしまうのは、男の性だからな~こればかりはどうしようもない
『俺の中のモノリス・ストレイアの人格が出てこないように兎に角反応しないようにしよう!!』
クララは500体のアンドロイドの一番最初の1号機と対面に立つとクララの瞳から光が1号機のアンドロイドの瞳に伸びていった。
『クララの情報の複写?』
今起動しようとしているのが1号機って事はクララは?
クララはこのアンドロイドと違って特別?
アンドロイドの起動が終わって格納容器から出て来た1号機は
「マスター私は1号機、これからマスターのお世話を致しますのでよろしくお願いします」
といって丁寧にお辞儀をしてくるが・・
全裸だ!!
全裸だ!!
全裸で言われても~~~
『こんな美少女に全裸で対応されても女性に耐性の無い俺は困るんだよ~~!!』
俺は下着とメイド服一式を出して
「クララこれを着させてくれ」
そういってクララにメイド服と下着一式を渡してお願いし後ろを向く俺
直視何て絶対に無理~~~
色々、エロエロ反応しちまうんだよ~~!!
そんなこんなで、アンドロイドの軌道に成功した俺達はクララの能力で一度外に出た後、地球のリリスヒルズへと帰還しアンドロイドの名前を決めて無かった事を責められながら
『アンドロイドの名前をルーナ』
に決めた後佐竹さんに会って護衛を付ける事を伝言し、佐竹さんとルーナを合わせた。
ルーナを佐竹さんに合わせた途端に
「ほ~」
っと開口一番感嘆の声を上げられた。
「今日の朝の件もあるのでルーナを佐竹さんの護衛に付けます。頼りになる奴ですが綺麗だからと手を出さないで下さいね」
「いや~これは困りましたな~こんな綺麗なお嬢さんを護衛に付けて頂けるのは嬉しいのですが思わず襲いそうになる程綺麗ですね。因みにもし襲ったらどうなりますかな?」
「多分半殺しにあって一生奴隷のような扱いをされるとおもいますよ?」
「あはは~それはこわいですな。でもこんな綺麗な女性ならば奴隷にされても本望ですな」
おい本気かよ?
本気でやっちゃいそうで怖いんだが・・
忠告はしたからな?
次回着た時、佐竹さんの首に首輪が付けられていない事を祈ろう。
「佐竹さん、金塊とか宝石はリーナに同党数持たせていますから必要になった時はルーナに依頼お願いしますね」
「それは助かりますな。気を使っていただいてありがとうございます」
「では俺は今日も異世界の探索に向かいますので連絡は夜になると思います」
「あ・襲撃犯の追加情報なのですがオークションに出品し某国の研究機関が100億で買い取った宝石の流れですが研究機関から某国の兵器開発に携わる会社に120億で転売されていたどうです。
どうもその某兵器開発関連会社が欲を出したのではないかと思われます」
「そっか~あの宝石絡みで動いちゃったか~」
「こんな危ない橋を渡る程です、あの宝石を使って相当に強力な兵器が出来たのでしょう」
「あの宝石で出来ると言えば高出力のレーザー兵器くらいかな?それも一射で空母が消滅する位とかかもね」
「これだけの事をしてまで手に入れたいのならば、そうかもしれませんね」
そんな話を佐竹さんとしてリリスヒルズへと帰ってきて、麗香を東〇大学病院の麗香の個室に連れて行って・・・
何時ものように麗香に
『キス』
しようとした俺
でも
さりげなく
『ふっ』
っと体を逸らして麗香に避けられてしまった!!
え?
何?
今までは受け入れてくれてたのに!!
『俺もしかして麗香に嫌われちゃった?』
『嫁候補を次々に作っちゃったから?愛想を尽かされちゃった?』
ううう~~気になるぞ~~
どうすりゃ良いんだ~~??
まさか?
まさか?
俺が麗香と結婚もせずに放っておいたから?
それって超~~ヤバいんじゃ?
つづく・・・・
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます