第222話 222.クソ爺の思考が現れたら速攻殲滅ですね!!
<真也>
「今消防車や警察のパトカーのサイレンの音が聞こえていますが、今さっき大きな爆発音が数回起こって、この辺一帯が揺れましたが・・あれは、真也様・・ですよね?」
竹下さん俺無実です・・・よ?
「はははぁ~竹下さん幾らなんでも俺がやる訳ないじゃないですか~」
此処は胡麻化そう!!
うんそれが良い!!
悪いのは全部奴ら!!
「確かにね~結界を張って中に居た私達は何も出来なかった訳ですしね~真也は飛んできたホーミングミサイルを真也の空間庫に格納した後、ホーイングミサイルを撃って来たミニバンの中に排出したダケだものね~」
麗香じわっと俺を非難してる?
確かに!!
俺あの時撃ち込んできたホーミングミサイルを一旦格納したけどあのホーミングミサイルの処置に困って思考を放棄しちまってたもんな・・・
「マスター多分ですが、原初の魔導士モノリス・ストレイアあのクソ爺の思考パターンにそっくりです。自分の好きな科学技術の探求とか魔法技術の探求などは時間を忘れて没頭するのですが、あのクソ爺それ以外の面倒事が起こると放棄していい加減な事をしていたダメ爺でした。たぶんその影響を受けたのではと思われます」
「げ!!俺の中のモノリス・ストレイアの思考に影響されてたのか?それ怖いぞ」
「マスターの中のクソ爺の思考が予想以上に顕現してきているようです。このままでいくといずれマスターの体はクソ爺に乗っ取られると思われます」
「えええええええ~~それダメ~~」
「そんなの嫌ですわ!!クララ何とか阻止出来ないのですか?」
うわ~麗香もアリシャも相当に嫌がってんじゃん!!
「取り合えずはクソ爺の思考が顕現した時は解りますから、皆で電撃を食らわせましょう。手痛いダメージを受ければ顕現回数は減ると思われます。その間にクソ爺の人格を消滅させるプログラムを私が組んでみます」
「そ・・そうね!!それが良いわ。真也の思考により注意しておくわ!!クソ爺の思考が現れたら速攻電撃ね」
「しょうがありませんが、クソ爺の思考が現れたら速攻殲滅ですね!!」
麗香?麗香は控えめに言ってくれてるけど・・
アリシャは過激だよね?
『殲滅』
って言ってるけど・・俺ってヤバいんじゃ?
「お手柔らかにお願いします」
俺がそう言うとアリシャは・・・
「ふふふっ」
っと笑って俺に濃厚な
『キス』
そしてアリシャの手は胸から徐々に下半身へと・・
「バリバリバリバリーーーーー」
「ぐぎゃーーーーーー我に殺す気か・・・」
「麗香やったわ成功よ!!クソ爺撃退してやったわ!!少しはこれで懲りたでしょう」
「私もクソ爺の思考が顕現したの解ったわ。現れたら速攻電撃ね。ふふふっ」
麗香とアリシャは電撃で気絶した俺の体を支えながら肉食獣のように不敵に笑いながらもハイタッチ!!
真也はエロ爺の人格を消すまで無事生き抜く事は出来るのだろうか?
「ちょっとやり過ぎたんじゃない?」
麗香が電撃で少し煙を上げている真也を見ながらアリシャに聞いているが
「だいじょうぶだいじょうぶ~ちゃんと死なない程度に手加減してますよぉ~死ななければ直ぐに回復魔法でなおしてあげますから~」
「そ・・そうね変に手加減してたらあのエロ爺は躊躇なく顕現するものね。死ぬくらい痛い目をあわさなきゃね」
真也の知らない所で麗香とアリシャは密談していたが、それを聞いた佐竹さんは脂汗をタラタラと流してた?とか・・・
つづく・・・
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます