第220話 220.兎に角見なかった事にしよお!!
<真也>
走りながらロケットランチャーぶっ放すなんて何やってくれちゃってるの!!
『俺達を殺す気なのか!!』
俺の頭は一瞬で沸騰
度重なる攻撃でいい加減イライラしていた事も有り俺は無意識にも激オコモード突入していたみたいだ。
俺達は結界を張ってる都合上攻撃は出来ない!!
こんな真夜中に爆発させる訳にもいかず
俺達を目掛けて飛んでくるホーミングミサイルを
『ぽちっ』
っと俺の空間庫の収納
空間魔法って優秀!!
って一瞬思ったが・・・
『このホーミングミサイルって空間庫から取り出すとどうなるんだ?』
とふと思った訳だ!!
俺達を目掛けて飛んできたホーミングミサイル
空間庫からこのホーミングミサイルを取り出したら?
『再度俺達をロックオン?なんてしないよな?』
いや!!
『ロックオンするかもしれないぞ!!』
そう思ったら、居てもたっても居られなくなる
俺達ホーミングミサイルにまた追いかけられるのは勘弁して欲しい
『良し!!捨てよう!!』
捨てたらまたホーミングされると嫌だから・・
『もうこの際、撃った車にご返却で良いんでね?』
そう!!
それが良い!!
俺って天才!!
もう無条件考えるのを放棄していた俺なので、迷わず!!
『排出!!』
そう念じて、俺は道路を爆走して逃げるロケットランチャーで攻撃sて来たミニバンの黒魔の中にミサイルを排出!!
その瞬間
「ドゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン」
という爆音と共に吹き上がる真っ黒な爆炎
そして
「ドドドドドドーーン」
「ドドドドドドーーン」
「ドドドドドドーーン」
っという何度も起こる誘爆
「真也~な・・・何やったのよ!!」
「な・・・何ですか~~あの爆発~~」
「マスター凄いですね~流石マスターです」
「何だよアイツら~~~!!どんだけ爆発物積み込んでるんだよ!!テロとかやるつもりで爆薬積み込んでたんじゃないのか?兎に角見なかった事にしよお!!」
「見なかった事にしようじゃ無いわよ!!道路3メートル位大穴が開いてるわよ!!それに水道管が破裂して水が吹き上がってるじゃない!!」
麗香が眼下に広がった惨状に絶句してワナワナ
この平和な銀座の大通りが戦場みたいに大爆発を起こして爆炎を上げながら水道管破裂で道路から水柱が上がってるし、周りのビルのガラス窓は全部割れて道路に散乱
「うん奴らが武器の操作を間違って自爆!!それで全部解決!!じゃ~時間も無い事だし佐竹さんお所に報告にゆこうか」
俺は即時に問題をすり替える。
「速く楊枝を済ませて眠りたいです。寝不足はお肌の敵ですよ~」
「この辺一帯証拠隠滅で消滅させますかマスター?」
アリシャはマイペースだし
クララはナスタルジア星の常識で話てるっぽいし・・クララに任せたら東京消滅になりかねんな・・・
「真也~此れどうすんのよ~~!!」
麗香が一番常識的だな!!
「警察がなんとかするだろ?」
そうやったのは奴らだ!!
何とかなるだろう!!
俺達は事の顛末と捕まえた襲撃犯の処置を相談する為佐竹さんの『ジュエリージュエリー』の店舗に帰るのだった。
つづく・・・
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます