第215話 215.久しぶりの地球

<真也>


ハンバーグの試作と試食、そして明日用に1000個のハンバーグの仕込みをしていたらしっかりと時間を取られ雑貨屋や洋服屋、ランジェリーショップの準備が全然出来なかった。


なので雑貨屋さんだけでもと雑貨屋担当のアレクシアを呼んで雑貨屋スペースの品揃えをするつもりだったんだがハンバーガーショップ担当のオリアーナや、洋服屋担当のルーシーや、はランジェリーショップ担当のリネットや、お風呂担当のマリーとメイも来てしまってワイワイやりながら品揃えをしてしまった。


商品としては

コーヒーカップ、紅茶セット、ティーカップ、ティーポット、そしてお皿、コップやポットなどのガラス製品、色取り取りのアロマキャンドル


それに等身大の姿見

ラウンドブリリアントカットのジルコニアのネックレス、指輪

ラウンドブリリアントカットのネックレス一つ白金貨10枚とかボッタ繰り価格

この異世界では宝石はまだ丸いまま磨いただけの物

地球のようなカットされた宝石は無い

ラウンドブリリアントカットのネックレスを異世界組が見た瞬間


「うわ~素敵~~」


って感嘆の声を上げたから明日は凄く話題になるかも!!

なので雑貨屋に並べる宝石やガラスコップやお皿の商品登録に時間がかかってしまった。

お皿やガラスコップは計算しやすいように銀貨1枚

等身大姿見は金貨1枚


あと試しに真っ白なアイアン製のスプリング入りダブルベット 金貨1枚

すんな物を置いてみた。

明日からどうなるか楽しみである。


全部地球産の手抜き雑貨屋さん

そう思うとちょっと罪悪感が出て来る俺

ここは割り切ろう!!



アリシャ、麗香、クララ、俺の4人はやっと地球銀座のリリスヒルズ40階401号室に帰ってきた。

何かもう何年も帰っていない気分になってしまう。

それだけ異世界の体験がが濃厚な体験だったって事だ。


『異世界ってやる事多すぎ!!』


帰ってくる早々、佐竹さんからメールが着信

見てみると金塊500本納品依頼が入っていた。

速攻で俺は佐竹さんに電話を掛ける


「佐竹さん今異世界から帰りました。変わった事は有りませんか?」

「真也様お帰りなさいませ。丁度良い所でお電話頂いて良かったです。実はあの宝石を売った直後からこのお店を見張られているようなのです。


まだ私が宝石を持っていると思っているのでしょう。

それを狙っているのかもしれません。今も監視カメラで見てみると数人が店舗の前でウロウロしているのが見えます。」


「そうですか。明日金塊500本を納品しようとは思いますが、もしも外の奴らに動きが有るようでしたらお電話下さい。直ぐにそちらに行きます」


「わかりました。外の連中に動きが有るようでしたら連絡致しますね」


そう言って佐竹さんは不安そうに電話を切った。

今は夜の9時か・・

まだ動かないだろう・・

動くとしたら深夜?くらい?


「真也どうかした?」

麗香が心配そうに聞いてくる。

俺は正直に

「佐竹さん所のお店の外に不審者が何人か見張ってるようだって連絡があったんだよ」

「何か嫌な予感するわね」

「俺もそうなんだ。でも動くとしたら深夜じゃないかな?今の時間からは動かないと思うんだけど・・」

「じゃ~先のお風呂入っちゃいましょう~」

「真也~脱いで脱いで~」

麗香とアリシャが早速俺の服を脱がしにかかってる。


「マスター私も、私もお手伝いします~~」

クララがそう言った瞬間、俺のズボンとトランクスを一気に引き下ろしてしまってた。


「おい・・や・・止め・・」

「うふふっ~お久しぶり~真也のピーちゃんはお元気です~エロ爺のチンケナ物とは違います~」

クララ意味深な事言うんじゃねえぇ~~


アリシャと麗香は同時に着ていた服を一気に脱いで下着姿に

「真也~ご褒美~ご褒美頂戴。今日一日私達頑張ったのよ~」

「真也。私も頑張りました~うふふっ。私もご褒美欲しいです~


アリシャと麗香は申し合わせたように下着を全部脱ぎ去った瞬間俺に抱き着いて来た。


「ちゅっ~」


アリシャが速攻俺の唇にキス


「ちゅっ~~~~~~」

麗香が其の後アリシャよりも長~くキス


そんな刺激に反応して奴が頭を持ち上げて来る


くそっ!!

エロ親父め!!

このタイミングで出てきやがった!!


何回痛い目を見れば気が済むんだ!!エロ親父~~!!


「クララ~また奴が出てきやがった!!ヤレ!!」


俺が叫んだ途端


「バリバリバリバリーーーーー」


っと激しい電撃が俺の体を襲った。

「ざま~見ろエロ親父!!少しは効いたか・・しっかし手加減無しだなクララ・・・」


「クララ真也に何やってるの!!」

「クララアンタ真也に何攻撃魔法打ち込んでるの!!」

麗香とアリシャは未だ・・

「麗香、アリシャ、クララを怒らないでやってくれ・・此れには訳が・・」


そう言いながら俺の意識は遠のいていった。


つづく・・・

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