第184話 184.シンディーがまさかのM字開脚
<真也>
ジェード宰相の言葉に一瞬、息が出来なくなる。
しかし此処で何も言わない訳にはいかず
「ジェード宰相私達が首都ナルノアール救援に行きましょう」
麗香、アリシャ、クララには聞いていないけれど皆行くよな?
そう思いながらも速攻答えていた俺
急いでアリシャ達の確認を取る為にアリシャの部屋のドアを開け・・
「ひゃ~~」
突然聞こえるシンディーの悲鳴
シンディーは何故か全裸でベットの上でこちらに体を向けM字開脚したままショーツを履こうとしていた。
慌てて
「悪い」
と言った瞬間ドアを閉め
「アリシャ、麗香、クララ、ナストレーア王国の首都ナルノアールが魔獣のスタンピードで襲われている。直ぐに助けに行きたい手が空いたら声を掛けてくれ」
そう声を掛けたのだが
「真也様どうかされたのですか?」
とジェード宰相が不思議そうに聞いて来る。
俺も言わないわけにはいかず
「首都ナルノアールの救援の話をしようとドアを開けたんだが、シンディーが着替え中だったんで、慌ててドアを閉めたんだ」
と一応差しさわりの無い言い訳?をしておく。
「侍女のシンディーが何故着替えなど・・・」
ジェード宰相が不思議そうに考え込んでいる
お漏らししたから着替えてるなんて言えないからな~
暫くしてドアが開いてアリシャが
「早速ナストレーア王国首都ナルノアール救援に向かいましょう」
と早速答えてくれる。
「クララ此処からナストレーア王国の首都ナルノアールまで転移出来るか?」
「マスターとの情報共有でも情報が有りませんでしたし、一度も行った事が無いので難しいですね。ナストレーア王国とリトリア王国の国境線沿いの草原までしか転移出来ないです」
アリシャがその話を聞いて
「あの草原から後ろのノール渓谷に流れ込んでいて、この細長いノール渓谷を通ってナストレーア王国の首都ナルノアールのネイアー湖に流れ込んでいるの!!あの草原から渓谷沿いに飛行すれば何とかなるんじゃない?」
と提案してくる。
「あの草原までだったら俺の転移でも行ける!!じゃ~それでいこう」
そういって4人で転移しようとすると
「真也様~また私のアソコ見てくれますか?」
な・・何だ?何だ?
『私のアソコ?』
まさか?
シンディーって露出に目覚めた?
アリシャ、麗香。クララから凄いチクチクする視線が・・・
此れって俺責められてる?
超~ヤバいんじゃ?
「また今度の機会にな」
と社交辞令だつたはずなんだが
「真也様~是非今度いっぱい~見てくださいね」
とシンディーにウルウルした瞳で懇願された俺・・・
俺は冷や汗をかきながら麗香、アリシャ、クララを抱き抱えた瞬間にナストレーア王国とリトリア王国の国境線沿いの草原の上空まで転移
あのまま居たら針の筵状態だったぜ!!
つづく・・・
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます