第165話 165.女同士の闘い勃発?
<真也>
アリシャとケーキ店アストリエでマスコットガールとなった俺とアリシャは商魂逞しいケーキ店アストリエの
SNSでマスコットガール決定で女装姿の俺とアリシャのほっぺをくっ付けた写真がアップ
されケーキ店アストリエでマスコットガール決定イベントの様子がアップされた為にケーキ店アストリエのお店の中に入り切れないお客さんが、店の外を取り巻いて一時辺りは騒然となっていたらしい・・
『アリシャはこの世界には居ない程の超超超超超超超超超超~美少女だから多分アリシャ狙いの男達が一気に集まったんだろう』
結局麗香の仕事が終わる寸前までイベントでもみくちゃにされた俺達は、ケーキ店アストリエの裏口からこっそりと退散
麗香を迎えに東○大学病院の麗香の個室へ転移しするともうクララと麗香が部屋で待っていた。
麗香が開口一番
「真也遅かったじゃない」
ってちょっと不機嫌
「色々と有って大変だったんだよ」
って言うと
「本当なのアリシャ?」
『何故俺じゃ無くアリシャに聞く?』
「クソ野郎の襲撃で散々な目に有ったわ!!だから仕返ししてやったわ!!ふふふっ」
って不敵な含み笑い?それとも思い出し笑い?
「アリシャ何やったのよ?」
「ふふっ」
麗香の質問に思い出し笑い?
代わりに俺が
「男のピーを3人程ちょん切ったんだよ」
「ああ~それは・・ご愁傷様・・・ね・・その男達もきっとこれから新しい世界が開けるわね」
そんな話をしている間にアリシャが俺の左腕に抱き着いた反対側の右腕にクララが抱き着いてきていた。
「クララ~私の真也を取らないでよ」
それに気が付いた麗香が慌てて俺に抱き着いて来るとクララはするりと麗香の体を躱して一歩下がって俺の後ろに着く。
空かさず開いた俺の右腕を抱き締めてくる麗香
左腕をアリシャが確保し
右腕を麗香が確保
クララはそんな2人をしり目に、俺の前に進み出て両手を差し出して
「マスター私の居場所がございません。お姫ダッコお願いできますか?」
と可愛く小首を折って来る
『大人しく引き下がったと思ったらこう来たか・・・』
しょうがないのでクララをお姫様抱っこすると
アリシャが早速
「ううう~やられましたわ!!一番美味しい所を持って聞かれました」
麗香も
「クララって策士ね!!しっかり騙されたわ」
ってアリシャも麗香もクララを見て悔しそう
う~~ん、女の闘い?
俺はどうフォローしたら良いんだ?
兎に角、3人が不満を言う前に王城に行って不審者の正体が解ったのか確認しなきゃな
「王城に飛ぶぞ!!」
の俺の言葉に
「はいあ・な・た」
といったアリシャが反応すると
「はい旦那様」
と麗香が対向して答えるとクララは
「はいマスター」
と何時もと変わりない返事だけれども両手を俺の首に回してくる
一番にスキンシップが多いのはクララ・・・
アリシャと麗香の視線がヤバいぞ・・
突っ込まれる前に一気に王城に飛ぼう!!
つづく・・・
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