第145話 145.旧ジャクソン家跡地整備ー少女達の不安
<真也>
そうこうしている間にお風呂に入っていた女性達がぞろぞろと集まって来だした。
うわ~100人以上不思議の国のアリスが居るよ~~!!
俺が渡したのは、薄青色のワンピースに白の半袖ブラウス、それにうさ耳ヘアバンドのコスプレ衣装
俺は早速50個の日傘付きガーデンテーブルセットを開いたスペースに並べる
日傘付きガーデンテーブルセット一個で5人
なので20個くらいの日傘付きガーデンテーブルセットを使用するから十分すぎるか?
皆の溜まり場にしても良いし!!
俺は此処に皆が集まって来るとは思っていなかった為に、食事を別の場所に用意していたんだった。
また移動してもらうのも嫌なんで、こっちに持って来ようと判断
向こうに置いていた食事を空間庫に収納し各テーブルにゴブカラの山盛り、ハンバーガー擬きの山盛り、コーラを置いて紙のお皿とフォークをセットにして各テーブルに置いて行った後
「まずは皆、お疲れ様~昨日から大変だったとは思うけど明日からは今テーブルの上に出したゴブカラとハンバーガー、コーラという飲み物をこの場所で売ろうと思う。
まずは皆お腹も減っているといると思うので食べてみて欲しい。
金額はゴブカラつまりゴブリンの肉の唐揚げという物で鉄貨1枚
パンで肉を挟んだ物がハンバーガーで鉄貨2枚
そして飲み物がコーラで鉄貨1枚
当初はこの組み合わせで売ろうと思う。
人気が出てきてからになると思うが魔導車を使って2人一組で移動販売も行おうと思う。
また君達が着ている服とか下着なんかもこの敷地で売る予定にしている。
その売り上げが今後君達の此処で生活してゆく資金になるので頑張って欲しい。
住む所は向こうに11棟建っている2階建ての建物が君達が住む建物になる。
一人一部屋の個室になっているので好きな場所を選んで入って欲しい。
鍵は付いているので、必ず入る部屋のカギは抜いて無くさないように
以上だ
質問のある人は居ないか?」
俺が話している間にもハンバーガーやゴブカラ、コーラを飲んだ女の子達が
「美味しい~」
「これ本当にあの激マズのゴブリンの肉?」
「この飲み物不思議な味がする」
と食べた感想を言っている。
「あのすみませ~~ん」
って控えめに手を上げながら一人の少女が俺に聞いて来る。
「何か聞きたい事が有るのかい?」
って聞くと
「私はジャクソン家の館で侍女をしておりましたがお屋敷が焼け当主様もお亡くなりになりました。私達は誰にお仕えすればよろしいのでしょうか?」
あ~そこから話さないといけないのか
「ジャクソン家はリトリア王国に反逆しこの国を乗っ取ろうとしました・・・」
と話し始めた所
「え・・ではジャクソン家は取り潰しになったのでしょうか?」
と不安そうに言った少女の言葉に皆が注目
言いにくいな・・
でも言わなきゃな
「そうですジャクソン家は取り潰しになって私が後を引き継ぐ事になりました」
と言うと
「そ・・そんな~私はどうすれば・・」
ちょっと涙目にならないでくれよ!!
つづく・・・
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