第142話 142.旧ジャクソン家跡地整備ー住居を作ろう

<真也>


俺達8人はジャクソン家焼跡へとやって来た。

もう火はとっくに消えて焼けた柱と焼けた屋敷の残骸が広がっていて

メイド 27人

侍女  10人

性奴隷だった女性 100人

が真っ黒になりながら後片付けをしている。

『なんか見ていて可哀そうになってくるな』


「麗香、アリシャ、リリス、トリア、ナスティア、クリス、クララ皆を集めてこれからの事を聞き取り調査してくれるか?俺はそれまでに浴場を建ててお風呂に入れるようにする。入れるようになったら蛇口の使用方法とか、シャンプー、リンス、コンデショナー、ボディーソープの使い方をおしえてやってくれ。

それとメイド服と(何故かアリス風?)とブラジャーショーツセットを渡すからこの着方も教えてやって欲しい」


俺はシャンプー、リンス、コンデショナー、ボディーソープとメイド服、ブラジャーショーツセットを取り出しておいた。


早速大浴場建設開始!!

建築魔法はモノリスの故郷ネオキャニア銀河のナスタルジア星の建築魔法

なので今は単一の在り来たりのナスタルジア星仕様の建物になる。

残念ながらナスタルジア星では核戦争後建物の形には固執しなくなったみたいで、画一的な同じような建物が立ち並んでいたみたいだ。


なので作るのはナスタルジア星仕様

この世界の物じゃないから違和感があるかもしれない


出来上がって来たのは、大理石で出来たギリシャのパルテノン神殿みたいな建物に壁が付いた感じの建物

黒の森のカルデラに建つ神殿もこれと同じ形

そしてもう一つギリシャ サントリーニ島イアに建つ建物群に似た建物を魔法で建てる事が出来る

ネオキャニア銀河のナスタルジア星のジェードにはこんな建物が乱立していた

核戦争後で生きるのに必死で魔法で作れる物で満足したんだろうな。


モノリスは違ったみたいだ。

その足りない部分を科学技術で補おうと奮闘したが受け入れられなかった。

有る意味モノリス・ストレイアは堅物だったのかもしれない。


大浴場の建物が瞬時に出来た後、浴槽、洗い場、脱衣所を次々に設置

『お風呂用温水・真水蛇口シャワー付き魔道具』を10台ほど設置

一つはお風呂お湯張用せ設置


今日は時間が無いので、水魔法で水を張って、火魔法でお湯を一気に過熱

ちょっと熱めに温度をセットし各シャワーの所にはシャンプー、リンス、コンデショナー、ボディーソープをセットしておいた。


これでお風呂は準備ok?


いや・・

この建物壁で室内暗すぎ!!

壁はすりガラスに変更だな!!


うをぉ~超~オシャレじゃん!!

此れで準備OK!!


お風呂の準備が整ったので麗香、アリシャ、リリス、トリア、ナスティア、クリス、クララに女性達を集めてお風呂に入れて貰うようにお願い。

お風呂に行っている間に炊き出し!!

今日は皆に味を覚えてもらう為に魔法パン、ナサージャを使ったハンバーガー擬きと『ゴブカラ』を大量に作ってテーブルの上に大量に並べてゆく。


飲み物は・・

ハンバーガーにはやっぱりコーラだよな!!

コーラのキングサイズのボトルを一定間隔で並べて行き紙コップを出しておく

こんな時紙コップと紙のお皿パーティーセットって超~便利


これで食事の準備は出来たから、今度は使用人の住む建物の建設だな

100人以上か~

ワンルーム個室・・・

ん~平屋じゃ超~厳しいな

2階建てで上下で10部屋1棟建てれば・・後はコピーで10棟増やせば完了

うわぁ~~手抜きだ~めちゃめちゃ手抜きだ~~

応急処置だから許して下さい


ってこれが本番で使っちゃうとそのままになっちゃう・・そうなったら許してもらおう


残りは屋敷・・・

要らないんじゃないか?

でも形だけだからな!!

取り合えず、パルテノン神殿の形でイメージ!!モノリスさん後はお願いします。

もうモノリスの知識にお願いするしか無いだろ!!


『モノリスって超~天才だからな・・でも超~変態だけどな』


「へ?」


出来た建造物を見て俺は素っ頓狂な声を上げていた。

「何で国会議事堂が出来てんだ~~~!!」

モノリスの奴め!!

俺に意趣返しのつもりか?


『ここに住めってか?』


せめてホワイトハウスにして欲しかったぜ!!


つづく・・・

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