第110話 110.麗香からしっかりと釘を刺されました・・

<真也>


此処は黒の森の岩山山頂のカルデラの湖の畔

露天風呂の洗い場の隅にテーブルを出し、向こうの世界で買ったコンビニ弁当や総菜、オードブルと飲み物を準備

そしてお漏らしした国王の為に露天風呂のお湯を魔法を打ち込んで加熱


着替えは・・

男物はあんまし持ってねえ~


『しゃーない!!ジャージ確定だな』

国王様がジャージってお間抜けな感じもするが許してもらおう

まだ

「あうぅ~あうぅ~あうぅ~」


と訳の解らない事を言っている国王をおいて、しっかりしている王妃様に後の事を頼むと

「いふっ良い男ね~私の物にならない?」

って!!

うわ~~~エリザベス王妃ってアリシャを色っぽくしてめちゃめちゃ出る所が出て、くびれる所がくびれた感じ・・ヤバい・・あそこが・・


俺の様子を見てか!!


「「「「「「ダメーーーーーー」」」」」」


6人が一斉にハモらなくても良いんだが拒否!!

「お母様ではジャクソン家グラノラは形も残らないように消し飛ばしてまいりますから、この露天風呂でのんびりとお風呂にでも入って待っててください」

アリシャがエリザベス王妃に告げると


「いってらっしゃい。帰ったらゆっくりとこれからの事をお話しましょ」

って俺にウィンクしてきたんだが・・

エリザベス様・・・めちゃめちゃ色っぽいんですけど~

こ・・これが人妻の色気か!!


一瞬殺気が・・

やめて~~

『女性陣の視線が怖い』


「お姉さまおきをつけて。そしてシンヤお兄様お姉様をお守下さい」

グレースちゃんだっけ?

「ああ~だいじょうぶ!!今度は怪我はさせない」

アリシャと瓜二つ2人同じ格好をしてたら解らないかも・・・13歳か・・アリシャと2歳しか違わない?

グレースちゃんの方が少し背が低い位か?

異世界人って背が高いのかもな・・





「アリシャおねえさま必ず帰ってきてくださいね」

ルイス君は10歳だっけ?日本でいうと小学4年生?

異世界人の王族ってさ~めちゃめちゃ美形だよな・・

今までの美形同士のDNAの影響でこんなにも美形になっちゃったのか?


『異世界恐るべし!!』


ルイス君へ

「ああ~俺達の国を取り戻してくるよ。それまで此処で待ってて」

と言った後

麗香、アリシャ、リリス、トリア、ナスティア、クリスに向かって


「じゃ~リベンジマッチ行くか!!出来るだけ王宮を破壊しないようにな」

って言ったんだけど

「それは真也でしょ?真也王城を破壊しちゃダメだからね!!」

麗香からしっかりと釘を刺されました・・


つづく・・・

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る