第100話 100.決意

<アリシャ>


国王    ヘンリー・リトリア  35歳 私の父

王妃    エリザベス・リトリア 30歳 私の母

第一王女  アリシャ・リトリア  15歳 私

第二王女  グレース・リトリア  13歳 

長男    ルイス・リトリア   10歳


これが私の家族構成

父も魔導士の横暴には悩んでいるのは解っている。

でも魔導士が居なければ、他国との戦争になった場合相当のハンデとなる。

特にジャクソン家が開発した複数人で魔法陣に魔力を注ぎ魔法を発動するオーバードライブ方式を考案してからは魔導士の存在は無視できなくなっている。


そんな強力なオーバードライブを使っても、魔獣を駆逐出来なくなっている現状

その中で抜本的な解決法が無いまま、迷走している。


このままでは何れ・・国中が魔獣の住家になって壊滅するのは時間の問題だ。

国同士戦争を起こして壊滅するのが早いか、それとも魔獣の餌食になって壊滅するのが早いかの違い!!


だけど!!

私達には

『黒の森の実践で培ったこの力が有る!!』


『真也に貰ったこの力が有れば・・・』




『もう魔導士なんて要らない!!』



今日!!



これから!!



『対決する!!』



つづく・・・

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