第76話 76.魔の森での実践訓練ー解るよ!解る!
<真也>
魔法陣を使わない魔法発動
それは麗香やアリシャ、リリス、トリア、ナスティア、クリスにとっては難しかったようだ。
だから方針を変えて、俺が彼女らの体に密着した状態で彼女らの体内の魔力を流れを俺の力で制御して彼女らに魔法発動の感覚を掴んでもらう方法にかえてから順調に魔法発動が出来るようになった。
でも彼女達ガンガン俺を攻めて来るんだよな・・
麗香も・・
アリシャも・・
2人競い合うように俺を篭絡?しようとしてくるんだ。
2人の好意は嬉しいけれど・・
俺の理性が持たない
彼女達に結界の使い方を覚えさせた後、俺達は
『魔の森』
のあのメロンスライムの居た場所に転移してきている。
前は東側に進んだから、今日は魔獣をさがして北に向かってみようと思う。
「結界があれば安全だが、何時何が起こるか解らない。だから水鉄砲を使って魔獣狩りの実践をする。
水鉄砲じゃなく火球や火矢、ウィンドカッター、光の矢が使えるようなら使っていいからな」
って皆に指示。
「「「「「「はい」」」」」」
って答える返事に少し緊張が見える。
そりゃ~緊張するよな!!
俺なんて最初魔獣に出会った瞬間しょんべんちびったもんな~
こいつらは・・どうなんだろうな?
実践やってみるまで解らないか!!
「じゃ~麗香を先頭に3人つづ横並びで北に向かって進行しよう」
俺はそう言って皆の一番最後に付いた
『俺が一番前で戦闘すると、6人の戦闘訓練にならないからな』
兎に角、皆の為だ!!
『ガンバレ!!』
そう心の中で応援する俺
「バキッ」
「バキッ」
「バキッ」
「バキッ」
「バキッ」
「バキッ」
って俺達が薄暗い森の中を歩く度、枯れ枝を踏む音が森の中に響くだけ
他に鳥の鳴き声一つしない!!
「鳥の鳴き声一つしないのは近くに魔獣がいる証拠だからな!!」
って皆に警告!!
決して怖がらせている訳じゃ無いぞ
「バキッ」
「バキッ」
・・
突然木の陰から
「ガウーーーーー」
っと体長10メートル以上あるホワイトタイガーが空中に飛び出し大口を開けて6人のロリータ服を着た女性達が一斉に
「ぎゃーーーーーーー」
「ぎゃーーーーーーー」
「ぎゃーーーーーーー」
「ぎゃーーーーーーー」
「ぎゃーーーーーーー」
「ぎゃーーーーーーー」
って悲鳴を上げた瞬間に腰を抜かして地面にへたり込む。
そのままじゃ10メートル以上有る6人の女の子の真上から飛び込んでくる!!
俺は飛び上がりざまにホワイトタイガーの顔に真横から右フック
『一瞬で爆散するホワイトタイガーの頭』
頭を無くしたホワイトたーがーの体が100メートルを超す木の幹に激突して10メートル先に落下し
「ド---ン」
っと地響きをあげホワイトタイガーの体が地面に落ちた。
俺は地面に座り込んだ6人に
「大丈夫か~」
つて声を掛けると
「ジョジョジョジョーー」
「ジョジョジョジョーー」
「ジョジョジョジョーー」
「ジョジョジョジョーー」
「ジョジョジョジョーー」
「ジョジョジョジョーー」
って・・・
うんそうなるよな
『解るよ解る!!情けねえ事におれもなったよ。涙と鼻水とおしょんまみれで泣いたっけ~』
俺は仕留めたホワイトタイガーを空間庫に格納した後
俺は地面に座り込んで腰が抜けて動けない6人をトレーラーハウスに転移させ、湖の傍に重力魔法で5メートル四方を超重力で1メートル陥没させ外側の壁面を硬化
その陥没させた中に湖の水を入れ火魔法で直接加熱
お風呂の出来上がりだ!!
さっき魔法の練習に使った直径10メートルの大木を輪切りにしてお風呂の外に敷いて簡易の洗い場の出来上がり
後は小物入れを出してシャンプーリンス、ボディーソープ、そしてバスタオルを人数分用意
出来上がった洗い場にへたり込んでおしょんまみれの6人を転移して全員を真っ裸に有無を言わさず引っぺがし、お風呂に投げ込んでゆく。
腰を抜かして動けないから楽勝!!
でも俺お風呂の中でうっとりと全裸で呆けている6人を見て・・
そして洗い場に散乱したロリータ服とブラジャーとパンティーを見てやっと我に返った俺・・・
『めちゃめちゃヤバいじゃんこれ~~~』
そんな俺を見て6人全員がやっと動き出す!!
「真也~~!!真也も入れ~~」
って6人全員がお風呂から飛び出して一気に俺に飛び掛かって、俺の服を剥ぎ取って行く。
「やめてくれ~~!!」
俺はパンツを必死で掴んで
俺は必至ん叫んだよ!!
でも6人だよ!!
6人が一斉に襲ってくるんだ!!
『俺のパンツめがけて全員で剥ぎ取って来るんだ!!』
俺の残った布一枚はあっという間に剥ぎ取られ
麗香が
「皆~準備は良い~~せ~ので行くわよ」
って言った後
「せ~の~」
って麗香の言葉と共にお風呂の真ん中に
「ばしゃ~~~~ん」
っと投げ込まれた俺
俺は
『何て事をしたんだ~~!!』
とこれから起こるであろう事を想像して心の中で叫ぶのだった。
つづく・・・
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