第70話 70.異世界山頂での武器操作訓練

<真也>

洋館風トレーラーハウスの購入を即金で支払う代わりに此れからする事は他言しないように中古車屋のおっちゃんに口止めし、空間庫に洋館風トレーラーハウスを瞬間格納


『中古車屋のおっちゃん駐車場から一瞬で消えたトレーラーハウスにビックリ』


驚くよな~

こんな能力有ったら、好き放題持ってくるもんな!!

俺はやらないけど!!

でも!!


『敵がヤバい兵器とか出して来た瞬間収納しちゃえば楽勝?』

それ良いかも!!

そんな機会があれば是非やってみたい


そして帰りに大型ドラッグストアでコンド・・ウムさんを大量購入

『5ダース買っちゃったよ』

流石置いている所には置いてあるもんだ。

俺の周りに6人の美少女が取り巻いていたから・・・

レジのお姉さんにガン見されちゃったけど・・・


『俺って絶倫に思われちゃったかも?』


俺の連れている6人の女性と毎晩してると・・思われちゃったかな?

そのうちそう・・なる予定?

あくまでも予定だかんな!!


そしてリリスヒルズ40階401号室に帰って来た俺達

麗香達の服装を見て

「お前達、その服装で行くのか?」

って聞くと

「「「「「「「もちろん」」」」」」


って盛大にハモったよ皆・・

「はいそうでっか」

って俺は言うしかなかった

絶対に俺が強要した訳じゃ無いからな!!


・・・


・・・


で早速やってきました異世界!!

場所は『魔の森』の岩山の山頂にあるカルデラの畔の湖

転移した瞬間


「うわ~此処が異世界なの綺麗~~」

「本当に綺麗~~この世界にこんあ綺麗な所が有るなんて知りませんでした」

「凄く綺麗~~私此処に住みたい」

「魔獣が全然居ませんね」

「此処は魔獣が居ないんですか?」

「この湖綺麗~魔獣も居ないみたいだし最高」


って皆がこの景色をみて感激

うんうん俺もそう思った

最初にここに来た時は、金龍に攻撃されて必死で死ぬ思いしてたから、そんな景色を味わう余裕なんて無かったな。

「此処は体長20メートル以上の金龍が住んでいたから、魔獣も寄り付かないんだ」

金龍が居なくなった事が解れば、魔獣が寄って来るだろうが・・今すぐじゃない!!

少しの余裕は有るだろう。


『その間に俺達だけ通れる結界を作成できるようにならなきゃな』


「ええええええ此処龍が居るの?」

って皆ビックリだが

俺が速攻

「俺が倒したから今は居ないよ」

ってフォローすると


麗香が

「それを速く言ってよ」

って直ぐに突っ込んでくる。


俺は、向こうの世界の中古車屋さんで買った洋風トレーラーハウスを湖の傍に空間庫から排出


『この魔の森の山頂のカルデラの湖の畔に設置した洋風トレーラーハウスはこの景色に良く似合ってる』


「良いわね~このトレーラーハウス買って正解ね。真也良くこんな品物見つけて来たわね」

麗香がトレーラーハウスの周りをまわりながら満足そうに呟いてくる

「俺もそう思う。中に入ってコーヒーでも飲まないか?」

って言うと


皆一斉に

「さんせい~」

って言って早速トレーラーハウスの中にはいって行く6人のロリータ服を着た美少女達。

それを見て

「こんな生活も良いもんだな」


なんて思ってしまう。

麗香と会うまでは

『起業して一代で従業員1000人以上の会社を起こすんだ~』

って毎日猛勉強で夢は起業して従業員1000以上の会社を作る夢を追って女の子何て見向きもしなかった俺なのに・・

何で、こんな俺にあんな可愛い美少女が6人も好きだって集まってきたんだろうな。


「今の俺の一番の幸せは、麗香と、アリシャと、リリスと、トリアと、ナスティアと、クリスと一緒に幸せに暮らせる事」


変われば変わるもんだな・・

だってめちゃめちゃみんな可愛いんだ!!

女神様みたいなこの世に居ない超美少女達を見たら誰だってこうなるもんさ!!

麗香なんて俺も前では超~乱れて可愛い・・って

いかんいかん!!


収まれ!!俺のピー


兎に角、麗香達を見ているだけで幸せなんだ

『今までの俺は何だったんだろうな』


って考えて居ると


「真也~~何してるのよ!!早く~このトレーラーハウス快適よ」


って麗香が俺を呼んでいる

他の5人も同じようにおいでおいでしてんだけど・・・

それを見ると、パブロフの犬みたいにしっぽを振ってトレーラーハウスに突入していきたくなる俺

トレーラーハウスを見れば窓際のカウンター席に6人の美少女が座ってこの景色を楽しんでいるのが見える。


「あ~直ぐに行く」

って言葉を返しトレーラーハウスに中に入り、早速あったかいコンビニ特製プレミアムコーヒーを6つ取り出して6人の前に置いて同時にクッキーの入った籠も2人に一つの割合で手前に置いておく。

5人の異世界組はミルク益し益し砂糖多めの甘甘ミルクコーヒー

麗香はミルクと砂糖が入った籠を麗香の前に置く。


「流石真也~気が利くわね。一家に一台真也メイドね」

「おい勝手に麗香のメイドにするな」

「うふっはいはい私の旦那様」

「遅いわ!!」


なんて漫才だな俺達の会話

『でも凄く幸せだと感じるのは何故なんだろうな』


皆がコーヒーを飲み終わった頃

「皆これから俺が作った武器の使い方を教えるから一度トレーラーハウスの外に出てくれないか」

って声を掛け皆をトレーラーハウスの外に連れ出して、俺の作った武器を取り出して6人に渡す。


「真也これって水鉄砲のおもちゃじゃないのよ!!何考えてるの?」

って当然のお叱り

「麗香その水鉄砲をバカにするなよ!!魔獣を一発で殺せるウォーターレーザー兵器に俺が改造した。操作を間違えると死ぬぞ」


「ふぇぇ~~なんて怖い物作ってるのよ」

「しょうがないだろ。これから戦闘になるんだから」

っていうと

アリシャが

「やはりリトリア王国の魔導士達と戦う事になるんですね」

と聞いてくる

「そうだな。13人の原初の魔導士の弟子が国を裏から操って代理戦争をしようとしているんだ。止めないと多くの人が死ぬ」

「私頑張ります」

「私も戦う」

「私もあんな魔導士は要らない」

「私達の国家を作って下さい」

「理不尽な今の国なんて壊して私達の幸せな国を解くりたい」

ってアリシャ、リリス、トリア、ナスティア、クリスが追随


「うふふっ~みんな頼もしいじゃない!!そうよ夢は異世界統一!!」

と麗香が・・・右手を上げて粋がってんだけど・・・


「じゃ~標的を出すから下がって」

と声を掛けてから、長さ100メートルの伐採した大木を俺達から200メートル先に空中1000メトルの上空に排出しそのまま重力魔法で加速し地上に


『ドスン』

『ドスン』

『ドスン』

『ドスン』

『ドスン』

『ドスン』

『ドスン』

『ドスン』

『ドスン』

『ドスン』

『ドスン』

『ドスン』

『ドスン』

『ドスン』

『ドスン』


15本程地面に突き刺してゆく

そして麗香に水鉄砲の使い方を教える


「この水鉄砲は俺以外が最初に触った人間にしか使用できなくなるから注意して。他の人に盗まれても起動はしない。

起動は引き金を引くだけだ。

引き金を引いた瞬間魔法で圧縮された水が硬化魔法を付与され風魔法と重力魔法に加速され対象物に当たり当たった1秒後にこの水鉄砲の中に水が回収される。

だから攻撃間隔は最高2秒間隔となる。


じゃ俺が最初に撃って見本を見せる」


と言って地面に突き刺さった100メートルの長さの大木一本に水鉄砲を発射し瞬間横に水鉄砲をズラス!!


音もなく発車された水鉄砲の水

その水は硬化魔法で硬化されレーザーとなって木を通り抜ける


音もなく100メートル以上高さの有るある木が徐々に傾いて


「ドスーーン」


っと地響きを立てて地面に倒れた。


瞬間

「言霊なしで魔法が起動出来るだなんて信じられない」

「魔法を発動した形跡さえありませんわ」」

「魔導書を使わなくても魔法が使えるの?」

「これは魔道具?」

「魔法陣は何処にありますの?」


この世界で魔導書なしでの魔法の使用は考えられないらしい・・・

麗香は

「真也こんな物作ったら危ないじゃない」

っていうから

「危ないから武器って言うんだろ」

って少し反撃・・いつも言われてるからな!!


そして順次水鉄砲を操作して発射訓練

撃っても音がしないからある意味恐怖だよな


運動神経の良い麗香が水鉄砲を構えて撃った瞬間水鉄砲を一瞬ズラス

そのままだと木に穴が開くだけだからな!!


その瞬間

「ギギギギギーー」

っと音がして木の一部が折れ傾いてゆく大木

そして次の瞬間


「ドスーーン」


っと地響きを立てて地面に倒れてゆく。

100メートル以上ある木が地面に倒れた瞬間麗香は満面の笑顔で俺にハイタッチ


『パーーーン』


っと心地よい音が山間に響いた。

「麗香やったな」

「それにしても凄い物を作ったわね」

って水鉄砲をマジマジ見ている麗香


その後、アリシャと、リリスと、トリアと、ナスティアと、クリスと順調に水鉄砲の発射訓練は順調にいった。

全員運動神経は良いな。

『ドジっ子ちゃんは居なくて良かった』


俺は水鉄砲を携帯するサスペンダーを6人に渡して着けてもらう。

『セーラー服と○○○』


ならぬ


『ロリータ服と水鉄砲』


なんかよわっちい感じに聞こえるな・・・

『たおしゃ~良いんだ!!敵を倒しさえすれば!!』


つづく・・・

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