第69話 69.6人の美少女達のお願い

<真也>


俺が丁度武器やシールドの試作を終わってのんびりとコーヒーを飲んでいると、5人の異世界少女達と麗香が仲良くロリータ服に着替えて入ってきた。


『異世界組の少女と麗香何か仲よさげなんだけど・・何かあったのか?』


何か皆の雰囲気が柔らかいのだ

「皆おはよう。みんな仲よさそうだな」

って言うと

ダダダダダーっと全員が俺に走り寄って抱き着いたと思ったら


俺の頬に

「ちゅっ」

「ちゅっ」

「ちゅっ」

「ちゅっ」

「ちゅっ」

「ちゅっ」

っと順番にキスして

「真也おはよう」

「真也さんおはようございます」

「真也さんおはようございます」

「真也さんおはようございます」

「真也さんおはようございます」

「真也さんおはようございます」

って挨拶してくる


『朝から皆連携取れてね?』

「お・・おはよ・・う」

って言うと

早速麗香が

「何朝から挙動不審になってんのよ」

って突っ込んでくる。

「いや~昨日色々と有ったから・・大丈夫かな・・と・・思ってさ・・」

って恥ずかしがりながら言うと


「何恥ずかしい事思い出させるのよバカ!!今日から毎日あれやってもらうからね」

って真っ赤に頬を染めながら命令してくる麗香だが・・・

それに追随して

「私達もお願いします」

「今晩から全員でお願いします」

「今晩から全員でお願いします」

「今晩から全員でお願いします」

「今晩から全員でお願いします」


って・・

「おい!!アリシャ、リリス、トリア、ナスティア、クリス本気か?」


って慌てて聞くと

予想外の麗香から

「昨日の夜の出来事5人に見られてたみたいよ」

って何で笑いながらそれを麗香は言えるんだ!!

『俺は顔から火が出るほど恥ずかしいんだが・・』


そんな羞恥心で顔を真っ赤に染めてフリーズしている俺に5人の少女達が抱き着いてきて

「おねがいいいでしょ?」

「おねがいいいでしょ?」

「おねがいいいでしょ?」

「おねがいいいでしょ?」

「おねがいいいでしょ?」

ってうるうるの瞳で懇願

俺は麗香に

「麗香は良いのか?」

って聞くと

「隠し事したくないから7人一緒にしたいんだって」

と確信を告げる麗香

俺は・・・


「あ~解った。全員一緒にな」


って言うしかなかった俺

『今晩から全員を逝かさなければいけないようです・・・』


・・・

俺は6人をダイニングテーブルの席に座らせた後、空間庫から朝作った食事を取り出してテーブルに並べる。

献立は白ご飯・・異世界組は平皿にご飯を、そしてスプーンを付け、俺と麗香はお茶碗に箸

異世界産の体長3メートル級の魚の切り身の塩焼き

味噌汁

昨日買った総菜数品

そしてクロワッサンとバター。チーズ

って感じで出して朝食


デザートは例のヤバい?メロンスライム?のカット

あのメロンスライム・・・魔法に何か影響ありそうだからな!!

俺の家族になる人間には食べてもらおうと思ってる


異世界に行く前にちょっと買い物!!

調達したい品物は!!

ちょっと前に見つけていた


『喫茶店に使っていたと思われるめちゃめちゃ綺麗なトレーラーハウス』


最近地震とかの時、トレーラーハウスで応急仮設住宅設置って話題になってる牽引して何処にでも持っていける車付き家!!


見つけたのは、中古車屋さん

デカい綺麗な洋館みたいなめちゃめちゃ綺麗なトレーラーハウスで、太陽光発電装置とトイレのついている。

中古価格800万で出ていた。

大きすぎて買い手がつかないみたいだ。

希望価格1200万で値引き400万ってなってたからな

太陽光発電装置が付いてこの値段は買いだぜ!!


それを取り合えずの異世界の拠点にしようと思ってる。

それともう一つ

『もしもの時の・・コンド・・ウムさんを4ダース程確保予定』

もしも!!

もしもの時の備えだ!!


何時、その時が来るか解んないだろう?

『準備は確実にしておかないと!!』


つづく・・・

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る