第66話 66.助けた少女達ー下着を買いに行こうーランジェリーショップ攻略
<麗香>
出来れば真也もロリータ服を着せて7人の美少女ロリータ軍団を作りたかったんだけど・・
最近女装の姿を真也が嫌がるのよね・・・
『麗香には男らしい俺を見ていて欲しい』
なんて言われたら、女装を強要できないじゃない!!
真也ってさ~5人の少女達もいってたけど
『あっちの世界でも居ないようなくらい凄くハンサムらしい』
私もそう思う!!
一日目はそうでもなかったんだけど・・
次の日に会ったらもう真也から、私は目が離せなかった
真也が私達の物だったなら、男の姿でも良い!!
『他の女の子に絶対に目移りしないで欲しい』
この5人のクオリティーに敵う女性はマズ居ないと思うけど!!
401号室のドアを開けて異世界の少女達を間に挟んでエレベータルームへ向かう私達
5人の少女は
「うわ~」
「すご~い」
「おしろ~」
「すごい!すごい!」
「しんじられない」
って言いながら辺りを見回している。
当然なんだろうな~
此処は文明が発達した現代
私は異世界に行った事ないけど、少女達の驚く姿で大体の文化レベルは解る
エレベータのドアが開きエレベーターに乗ってエレベーターが動き出すと少女達は一斉に
「キャーーー」
って悲鳴を上げて私にしがみついてくる。
『真也じゃ無かった?』
そういう意味では私は彼女たちに信用され始めてるのかな?
って少し嬉しくなってしまう。
「大丈夫だから」
って5人の頭を撫でると、途端に5人の表情が明るくなった。
『か・・可愛い~』
5人が居る生活も案外良いかも・・
エレベーターが一階のロビーに着いて皆ででてマンションの外に出ると
「うわ~」
って5人がまたまた驚いてビルを見上げる。
何を見てもビックリ!!
道路を行きかう自動車を見て
『私に飛びついてくる5人』
「いちいち驚かない!!此処は貴方たちにとって異世界。これが普通なの!!」
って言うと
「ハイ」
と5人が頷いてくるが・・
何を見ても驚きっぱなし
『それはしょうがないだろうな』
真也は何も言わないけど、全部私にお任せ?なのかな?
予想通り銀座の歩道を歩いていると・・
男たちの目を引いてしまってる。
道行く人達は私達をみて2度振り返り見入ってきている!!
当然の結果だね。
5人の美少女はこの世界には居ない超美少女
それも金髪青目のロリータ服を纏ったアニメの世界から抜け出したような錯覚さえさせそうな美少女
今日は特に金曜日の夜
花金!!
最近は聞かない?
行きかう人が多い金曜日の夜
「麗香男たちの視線がすこし怪しい急いだほうが良さそうだ」
って真也が不穏な気配を察知して忠告してくれる。
少し遠回りになるけれど、明るい道を選んで通る私達
そして15分こらい歩いてやっとお目当てのランジェリーショップ
『ランジェ』
に着いた。
入り口では店員さんと、オーナーのカリーナさんが待っていてくれ
「麗香ちゃんいらっしゃ~~い。今日は外国の超美人ばかりじゃない。それに男の人が一人ってどうしたの?」
「彼は真也、私の旦那様になる人なの。うちの父親も真也の両親も了解済みよ。他の女性は・・私と真也の嫁?かも」
と私が返答すると
「な・・今なんて言ったの?本当?」
「信じられないとは思うけど大体は本当」
「うっそだ~」
「信じるか信じないかはオーナー次第って事で、今日は私とこの子達5人の下着見繕ってね。なんならお店ごと買っても良いわよ」
「またまた~冗談を~こんな所ではお話にもならないからお店に入って商品を見て」
ってオーナーがお店の中に案内してくれると5人の少女達が早速
「これほしい~」
「これかわいい~」
「これがいい~」
「かわいい~」
「あれも・・これも、あ~これもほしい~」
もうめちゃくちゃにフィーバー
そんな5人の少女を見て
「れ・・麗香ちゃん・だ・・大丈夫なの?」
って支払いの方を心配してくれてるんだろうな
「大丈夫よオーナー、お店ごと買うって言ったじゃない」
「ほ・・本気なの?」
「買っても良いわよ?ね~真也?」
ってワザと聞いてみる。
お金の心配しなくって良いって最高ね。
真也は
「あ~好きにしてくれて良いぞ!!金なら幾らでも有るからな」
って予想通りに答えてくれる。
「貴方達正気なの?」
ってカリーナがちょっとイラついて聞いてきているが・・
真也は平気な表情で
「商品込みで15億でどうだ?その位が妥当だと思うんだが、それでいいなら契約書作ってくれるなら即決で小切手切るぞ?」
って畳みかける真也
オーナーのカリーナは
「ちょ・・ちょっと考えさせて」
って逃げてしまった。
即決で店ごと買うって言われたらそりゃ~ビックリしちゃうわよね。
アリシャが私の横に来て
「れいか~これぜんぶ・・いい?みんな・・ほしい」
って5人の抱えている物を見ると・・・
うわ~山のように下着や服を抱えてるじゃない!!
このランジェは若い女性の下着や洋服を専門に売っているお店
だから可愛い洋服とかも普通に置いている。
『本当に下着や洋服が嘘のような山になってんだけど・・』
真也の方を見ると笑顔で
『ウン』
って頷いている。
オーナーは・・・
積まれた商品をみて・・
『固まってるわ~~』
「良いわよ全部買ってあげる」
っていうと
「れいか・・ありがとう・・だいすき・・・・それと・・わたあしたちうけいれてくれて・・ありがとう」
ってお礼を言ってきた。
私も速攻でこの際だと色々と物色
山のように下着と洋服も買っちゃった!!
「オーナー全部でいくら~けいさんおねが~い」
ってお願いすると
「アンタ達なんなの~~こんなに大量の服や下着計算できるわけないじゃない!!2・・200万で良いわ!!もうおまけよおまけ」
ってやけくそのオーナー
「これで良いかな?」
そんなオーナーに100万円の帯封した束を2つポンと手渡した真也
「れ・・麗香ちゃん・・この子何者なの?」
そんなオーナーの問いに笑顔で一言
「私の旦那様」
っていってニッコリする私。
つづく・・・
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