第62話 62.助けた少女達ーアリシャ達の住んでいる異世界
<真也>
何とか、5人への俺の無実は証明?
流石にアリシャのアソコに顔を・・・
ってのは許してもらえませんでした・・とほほ・・
『後で私にもやりなさい』
と麗香に命令された訳ですが・・麗香さん恥ずかしくて耐えられないんじゃ?
その時が来るのが恐怖です・・はい・・・
俺は準備していた握り寿司、オードブル、から揚げ山盛り・・・大量の飲み物を空間庫から取り出して皆と食事しながら話す事にした。
フォークと取り皿、そしてコップもちゃんと準備万端でっぜ!!
俺と麗香用の割りばしもしっかり準備
もっと揉めると思ってたのに・・何とかなったかな?と少し安心?の俺
俺がテーブル一杯に食事をならべるとみんな一斉に食べだした。
俺は空間庫から特上ワインを取り出して、麗香にワイングラスを渡してワインを注ぐ
「めちゃめちゃ特上のワインじゃない!!真也がこれ買ったの?」
って麗香が早速聞いてくる
「れいのお金で買ったんだ、一生使っても減らねえよ」
「あ~あのお金ね。これからどんどん増えちゃうわね。どうするつもり?」
「麗香が使い道考えてくれるんだろ?」
「うふっ。わかりましたわ旦那様」
そういって和インフラ酢をゆっくりと傾けながらワインの香りを堪能している麗香
「う~んこのワイン最高ね。アリシャじゃないけれど好きなものを幾らでもって生活よね」
こんな所はちゃっかりしているのにな。
2人きりになったら途端に恥ずかしがるんだから!!
未だに初夜をむかえられねえ~
・・・
・・・
5人に対しては、麗香が居にそぐわない結婚を強要された前歴がある為に、共感した麗香がこの現代の日本は法律上一夫一婦制なので
安城寺 麗香
安城寺 真也
の夫婦で決定
『何で俺の名字が安城寺?』
って聞くと俺の両親に
「娘さんを私に下さい」
って許可をもらったから絶対に安城寺!!
って譲らない
って事は近々俺の名字は安城寺?
向こうの異世界はアリシャ、リリス、トリア、ナスティア、クリス5人全員家には帰りたくないって事らしい。
なので麗香が
「いっそ私達で異世界に国家を作っちゃえば良いじゃない?」
と簡単に言うと
「むこうのせかい・・・れいかがだいいち王妃・・あとはわたしたち5人・・しんやの・・だいに王妃になる」
ってアリシャが宣言すると
早速麗香が
「じゃ~明日から土日で異世界建国するわよ!!」
って宣言したが・・
「2日で建国出来るハズ無いだろ!!」
っておれが盛大に突っ込んだ!!
「そういう意気込みでって事よ!!」
アリシャ、リリス、トリア、ナスティア、クリスの異世界5人組は物凄い勢いで只管、食事に夢中
むこうの異世界では、こんな贅沢な食事なんて出来なかったのかもな!
食事の合間に5人の異世界組から聞き出した話では
異世界には一つの大きなアトランテ大陸があって、その中心に高さ100メートルの大木が生い茂る東西南北直径200キロの範囲に『魔の森』という領域が有る。
俺が異世界に転移してきた場所だな。
そのアトランテ大陸には4つの国が有り
アリシャ達5人が住んでいるアトランテ大陸南西部に位置する全長1000キロに及ぶリトリア王国
アトランテ大陸南東部に位置する全長800キロのナストレーア王国
アトランテ大陸北東部に位置する全長1000キロのドストル帝国
アトランテ大陸北西部に位置する全長800キロのコートレート聖王国
この4か国がアトランテ大陸に存在する国
アリシャ達5人が住んでいるリトリア王国は今現在国内で権力争いが勃発中で内乱状態らしい。
昔からアトランテ大陸には魔導書と言うものが存在する。
魔導書を作ったのは原初の魔導士、モノリス・ストレイア
モノリス・ストレイアには13人の弟子が存在し、弟子同士で覇権争いがおき
うちの派閥が魔導書の原初だと争っているらしい。
その中でもベンダー・ジャクソンが起こした第一の魔導書が現在リトリア王国の国防を一手に握っており魔導士師団長グラノラ・ベンダーが主流になり王族派と対立中との事
魔導士師団長グラノラ・ジャクソンからアリシャ・リトリアを嫁にとの話が持ち上がっている
実際はグラノラ・ジャクソンのリトリア王国乗っ取りだ。
それを阻止するべくアリシャ達を中心に国防派から魔導士の排除を進めていた矢先に今回の事件に巻き込まれたらしい。
『確実に魔導士派に疎まれて消されかけたっぽいな』
因みに魔導書は
原初の魔導士、モノリス・ストレイアが考え出した物で
各弟子達が師匠の保持している魔導書から各弟子が丁寧に書き写した写本が各派閥の魔導書となっている。
そしてその起動したい魔法の載った魔導書の写本をページを開いて
『大地に普く存在する不変の力よ
わが求めに応じ、我を対価に
この魔導書に顕現したまえ
✖✖✖ 』
と言霊を宣言し体の中から魔力を魔導書の魔法陣に注ぐ事によって魔法が発現するという事らしい。
この✖✖✖の所が魔法の種類の事らしい。
つづく・・・
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