第58話 58.助けた少女達ー助けたのはいいものの・・

<真也>


護衛の騎士20人を引き連れた女性5人

後方からの奇襲により助けられたのは女性5人だけ

あの光の矢の攻撃は強力だったみたいで、騎士と騎士の乗っていた馬は全部光の矢に貫かれ死亡

馬車の方も4頭立ての馬達は死亡し馬車は大破


俺も女性5人を庇った時に光の矢の攻撃を浴びたが・・

ほんの少し光の矢が刺さっていた程度

5人の女性が引き抜いてくれたら傷があっという間に治ってしまったんだが・・

俺の体ってどうなっているんだ?


それはそうと・・・

護衛の騎士は全滅

移動手段の馬車は攻撃で大破

おまけに此処は異世界の草原のど真ん中どっちに進めばいいのかさえ解らない!!


『何故だか解らないが・・会話は途切れ途切れでたまに解る程度には理解でき始めたけど・・』


まだまだ会話が出来るとは言い難い!!

このままで5人の女性を連れて歩きは・・・ダメだろうな!!


『5人は何故か俺に抱き着いたままなんだが・・俺ってこの子達に懐かれた?』


一度俺の世界に連れて帰った方が良いだろうな

時間をふと見ると

今は・・15時か・・

100メートルを超す木々の森を出るのに結構かかったからな・・

兎に角・・話してみるか?


一番話しやすいのは・・・


『アリシャ』


なんだが・・

ダントツ密着度も一番

身長は・・俺と同じ位だから180㎝位?

でも凄い細い!!

全員そんな感じなんだが・・

胸は大きくもなく小さくもなく柔らかくて丁度いい!!

『押し付けられてる彼女達のお胸がぽよん~ぽよん~スゲー気持ちいいんだよ!!それに俺巨乳好きじゃないし!!』


髪は透き通るような腰まで届くくらいのキラキラした金色の髪に青い透き通るような瞳

顔はもう~向こうの世界には居ないようなめちゃめちゃ美少女、もう女神様級と言っても良い!!


『個人的に言えば、みんな欲しい』


いかんいかん!!

こんな魔獣のうようよしている草原に何時までも、このまま居る訳にはいかない!!


「アリシャたち・・おれの・・くにに・・いっしょ・・くるか?」

って聞くと

全員

『ウン』


『ウン』


って頷いてくる。


5人には

「良いと言うまで目を瞑っててくれ」

と言ったが解ったかは不明

目を瞑らなくても大丈夫なんだが、この草原から現代の俺の部屋に転移したら卒倒しかねないからな


『リリスヒルズ40階401号室』


そう念じてテレポート


つづく・・・

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