第54話 54.食べれる物のコピーは永久封印!!

<真也>


昨日も俺と麗香は初夜を結局迎えられなかった・・・

買い物に行って、冷蔵庫一杯になる位は食材を購入して

帰りに結構おしゃれなレストランを見つけた為に外食に


帰って冷蔵庫に食材を移動させた後・・

「お風呂にしようか?」


って俺が切り出すと・・・

「お風呂・・」

「裸・・」

「お風呂・・」

「裸・・」

「お風呂・・」

「裸・・」

「お風呂・・」

「裸・・」

「お風呂・・」

「裸・・」

・・・

と言って延々とフリーズ!!

昨日の裸でのご対面が余程衝撃的だったみたいだ。

なのでフリーズから目を覚まさせる為に・・


そのまま

『ガバッ』

っと抱き締めてディープキス!!

麗香には激しすぎたようでそのまま気を失ってしまった麗香

なのでそのままにしておく訳にもいかず、ベッドに運んだ後俺だけお風呂・・でした・・


『折角初夜を期待していたのに!!・・何でだ~~!!』


麗香も疲れていたみたいで、朝までそのままグッスリ眠ってしまってたよう。

朝ご飯を用意していたら・・・

顔を真っ赤に染めた麗香が起きてきて!!


『俺を見た瞬間、自分の唇を抑えてフリーズ』


う~んディープキスでも刺激強すぎたか~

『スキンシップから・・始めるしか無いかも』


そう思いフリーズした麗香を抱きしめて軽くハグ

「おはよう麗香~ゆっくりで良いからのんびりやろう」

って言うと

「捨てないでね・・・」

って結構重症?

『えっちしないと捨てられるとでも思っていそうだ』


俺は

「嫌いならこんな事しないから大丈夫だ」

ってなんとか宥めて食事した後、恒例の如く東○大学病院の麗香の個室にテレポートで送った後速攻異世界のカルデラに来ている。


真っ青な空を見上げながら


「今日は何しようか~?」

って独り言

昨日は黒龍狩ったし・・・

今日早速あの黒龍の肉食べてみるか?


でも!!

『黒龍も金龍も1匹づつだからまるまま残しておきたいんだよな~』

・・・

そう言えばコピー能力有ったよな!!

コピーしちまえば幾らでも増殖可能じゃね?

じゃ~黒龍をコピーしてもう一匹素材を作っちまおう!!


早速!!

『黒龍コピー!!』


俺は心の中でそう唱えると!!



『グググググググーーーーーーーーーン』


コピーを始めた瞬間に体中からエネルギー?魔力?が一気に枯渇して息が出来なくなってきた!!


『息が出来ね~~ぇ!!』


『死ぬ!!』


『死ぬ!!』


『死ぬ!!』


『死ぬ!!』


『死ぬ!!』


『死ぬ!!』


『死ぬ!!~~』


ヤバいぞ!!

「きゃ・・キャンセル!!」


「キャンセル!!」

「キャンセル!!」

「キャンセル!!」

「キャンセル!!」

「キャンセル!!」

「キャンセル!!」

「キャンセル!!」

「コピーキャンセル!!~~~~」


って唱え続けると黒龍の体のコピーをキャンセル・・出来たっぽい!!

「うわぁ~~滅茶滅茶ヤバかったじゃん」


これって?

『細胞とかのある食物のコピーってめちゃめちゃヤバいんじゃ?』

兎に角!!

『生物とか食物とか食べれる物のコピーはめちゃめちゃヤバそうだ!!』


・・・

『食物や動物のコピーは封印!!絶対に封印だな!!森の中でやってたらヤバかったな!!』


つづく・・・

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る