第53話 53.出来れば真也を今の姿で女の子の前に晒したく無い!!
<麗香>
真也と私はエレベーターで5階の私に与えられている個室の階に移動した後私の部屋から銀座のリリスヒルズ40階301号室に真也の能力でテレポート
真也を見てるだけで、私の心臓はドキドキしてきて苦しくなってしまう。
どうしてなんだろう・・
無意識に惹きつけられてしまう私。
今さっき一階の受付で、私が真也に飛びついて抱き着いたけれど・・
その後・・私達の周りに集まった人達も私じゃなく皆真也に惹きつけられていた!!
出来れば真也を今の姿で女の子の前に晒したく無い!!
だって真也を取られてしまいそうで怖いんだもの!!
「麗香俺からそろそろ離れてくれないかな?」
私が部屋に帰っても真也の体に抱き着いたままだったから、真也は困ったように私に声を掛けて来たのだ。
私は
「真也成分がまだ不足しているから、もう少しこのままで居て!!」
ってお願い?それとも命令?
すると
「はいはい甘えん坊のお姫様」
って言ってギュッとハグしてくる真也
私は真也の胸に再度顔を埋め
「スー」
「ハァー」
「スー」
「ハァー」
「スー」
「ハァー」
・・・っと深呼吸を繰り返し不足した真也成分を補給だ!!
3分後
「まだ・・足りないかな?」
・・・
「まだまだよ」
・・・
・・・
5分後
「そろそろ大丈夫なんじゃないのか?」
「まだたりな~~い」
『頭を真也の胸にグリグリ~』
・・・
10分後
「そろそろスーパーに買い物に行きたいんだけど」
「あ~買い物行くって言ってたんだ~じゃ着替える」
あ~もっと、もっとこうしていたいのに!!
でも冷蔵庫の中、殆ど何も無いのよね・・・
『今の所、真也の空間庫頼みだものね・・』
つづく・・・
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