第49話 49.異世界探検ーどうも縄張りを壊して魔獣が激オコのようです

<真也>


5キロ先くらいまでは一気に木材を切り倒して出来た道を眺めながら

「魔法ってスゲー」

って一人言を言っていたら!!


「ドドドドドドドドドドドーーーー」


っと地響きを上げて魔獣が俺に向かって突っ込んできた!!

「何だ!!何だ!!何だ!!何だ!!~~この魔獣の数は何なんだ~~!!」

100メートルを超す大森林の中からワラワラと体長10メートルを超す魔獣が次々に飛び出してきておに飛び掛かってくる。


『此れって、俺が森林の木を切って奴らの縄張りぶっ壊したから怒ってるのか?』

ひぇぇ~なんちゅう魔獣の数なんだ!!

弱い物虐めは反則だぞ!!


「俺はまだ初夜を味わっていないんだ~~!!」

と怒り心頭飛び掛かってくる魔獣の頭に『砂利砲』

マッハ4の速度で魔獣の頭を打ち抜いてゆくが・・


倒しても倒しても次から次へと森から湧き出してくる魔獣

「どんだけ魔獣がいるんだよ!!」

俺は思わず悪態をつく


『ドバッ』


『ドバッ』


『ドバッ』


『ドバッ』


・・・・


頭を打ち抜かれて次から次に魔獣の頭が吹き飛ぶ

倒れる魔獣を蹴り倒しながら、木材を切り倒して出来た道を進んで行く俺

じゃないと!!

一体が体長10メートルを超す魔獣の巨体

そんなのがどんどんと俺に向かって倒れてゆくんだぜ?

収納しながら進まないと魔獣の体で押しつぶされてしまう!!


『ドバッ』


『ドバッ』


『ドバッ』


『ドバッ』


・・・・

魔獣の頭が吹き飛び巨体が俺に向かって倒れ込んでくる光景はある意味


『スプラッターな光景』


こんなに魔獣が居て、縄張りが有るなら魔獣ってさけん制しあって腹をめちゃめちゃ空かしてるって感じなのか?

弱そうな俺がきたから食ってやろうとしてるのかな?

「俺の初夜の邪魔すんじゃね~~今日帰れなかったら呪ってやるからな~!!」

と腹から溢れて来る怒りを魔獣にぶっつける俺


そんな魔獣の中で


『カキッ』


『カキッ』


『カキッ』



っとマッハ4で飛翔する砂利石を跳ね返す魔獣!!

それは『砂利砲』の弾丸を跳ね返し瞬時に俺の前に現れた


『それは体長30メートルを超す真っ黒な黒龍』


そして空中から大きな口を開けて極大の火炎を吐こうとしている

『間に合わねぇ!!』


そう直感し大口を開けて極大の火炎を吐こうとしている黒龍の顎の下にテレポート

テレポートした瞬間に全力の右アッパーを繰り出した


『バンッ』


っという炸裂音と共に吹き飛んだ黒龍の頭

『おをぉ~~めちゃめちゃグロいぞ~』

目の前の光景に思わず吐きそうになってしまう俺


だって黒龍の頭が目の前で『バンッ』って吹き飛んで噴水を上げるみたいに木っ端微塵に吹き飛んでゆくんだぜ?

それを目の前で見ている俺の気持ちにもなってくれ!!


首から上を無くした体長30メートルは有る黒龍の体が傾き


「ドドドドーーーーン」


っと地響きを立てて100メートルは有る木々を倒しながら地面に倒れてゆく

俺はそのまま地面に落下!!


地上30メートルからの紐無しバンジージャンプ!!


「うをぉおおおおおおおおーーーー」


っとまたまた盛大な悲鳴を上げながら地面に


「ドーーーン」


っという地響きを上げて落ちて行った俺

気がゆるんだ俺は・・・


「じょじょじょじょ~~~」



っとまたまた盛大にお漏らし・・・

「こわかったよぉ~~」


お陰で、涙と鼻水と漏らしたおしっこで全身ずぶずぶ・・

「うをぉ~~またまた漏らしちまった~~恥ずかしくて麗香にゃ言えねえぇ~~」


つづく・・・

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