第45話 45.こうして私達2人の同棲&結婚生活は始まった
<麗香>
リリスヒルズ40階401号室に帰った途端に、私は疲れからソファーに座りながらうっかり眠ってしまっていた。
気が付くとベッドの上に布団を掛けられて眠っていた。
『真也が運んでくれたんだ。朝からダメ親父の事で色々と有ったものね』
真也はどうしてるんだろ?しほの姿で眠ってるのかな?
そう思ってリビングに行くと電気は点いているのに誰も居ない!!
「真也?どこに居るの?」
って呼んでも返事は帰ってこない・・・
そうこう探していたらお風呂に入っているだろう真也を見つけた!!
思わず嬉しくなって裸で突撃したけれど!!
『裸のままの真也がお風呂から全裸で出てきて思わず悲鳴を上げてしまった』
今までしほの姿のイメージで、女の子同士って感覚だった私だったのに・・
男の逞しい真也の全裸を見ちゃったら、急に恥ずかしくなっちゃった。
『真也の逞しいアソコもモロに見ちゃった』
もうドキドキで、心臓バクバクいってて倒れちゃいそうだった。
私は気づいてしまった
『真也凄くカッコいい!!』
真也を取られそうで、真也に他の女の子に近づけさせたくない!!
お風呂から出たら真也とどんな顔で会ったら良いの?
『恥ずかしい!!』
でも私の旦那様があおのオークみたいな男にならなくて本当に良かった。
・・・
・・・
お風呂から出ると・・
顔を真っ赤に染めた真也がソファーに座ってじっと待っていてくれた。
改めて視線を合わせると
「二人っきりでこうしていると、はず・・恥ずかしいね。でも・・」
って突然言葉を止める真也
「でも・・・?」
私はその続きが気になってそう聞き直す
「でも麗香に出会えて、麗香が俺じゃない男を選ばず俺を選んでくれて良かった」
そんな真也の言葉に
「うん」
っと頷く事しか出来なかった私。
真也は座ったソファーから立ち上がり冷蔵庫を開けてお皿に乗った透明な虹色に光る三角ケーキ状に切られたスイーツとガラスコップに入った氷入りのジュースをもってダイニングテーブルに
そして私を手招きする真也
私がテーブルに歩いてゆくと
「奥様お席にどうぞ」
って椅子を引いて座らせてくれる
『奥様・・か・・ふふっ』
「はい私の旦那様これから末永くよろしくね」
ってお道化て真也の引いた椅子に座った私
そして真也の準備してくれた透明な三角ケーキ?を食べると・・・
全開と同じメロンににた濃厚な味が口の中に広がる
『うん凄く美味しい!!』
でも体の中を何かが駆け巡るこの感覚は何?
体調は凄く良い!!
出された氷の入ったジュースを手に取ると、真也もジュースを手に持って
「じゃ~これからの2人の結婚生活に乾杯」
ってガラスコップを私のコップに
「コンッ」
っと打ち付けて来る真也
『これからの2人の結婚生活に乾杯・・・か・・』
真也も私に気を使ってくれてるんだ。
こうして私達2人の同棲&結婚生活は始まった。
つづく・・・
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