第22話 22.山頂での死闘

俺はのんきに新体操の着地気分で、山頂に飛び上がり着地した途端に膨大な火炎の熱さに思わず前を見ると!!


俺の50メートル先に


『高さ20メートル長さ100メートル近くの巨大な金色の龍が大きな口を開き膨大な火炎を俺に向かって吐き出そうとしている瞬間だった!!』


俺はそれを見た瞬間


「死ぬ!!死ぬ!!死ぬ!!死ぬ!!~~無理!!無理!!絶対無理!!」


そう叫んで、


「ジョジョジョジョジョーーーー」


っと盛大に失禁してしまった。



『これは死んだな』



そう覚悟を決めた瞬間

心の声が


『諦めるな!!俺!!』


っと叱咤


「ブワーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」

盛大な火炎が金龍の口から吐き出された瞬間俺は恐怖で意識が真っ白に飛んだ!!


膨大な火炎が俺のいた場所を焼き尽くす!!

俺はその様子を映画をスローモーションで見るように見ていた。

金龍が火炎を吐き出す瞬間、俺h無意識に50メートル程右にテレポートした瞬間

砂利石をマッハ4の速度で20メートル上の金龍の左の瞳に向けて


『ボシュッ』



っと発射


「グヲォーーーーーーーーーーーー」


金龍の左目がはじけ飛び金龍がその痛みで大きく吠える

『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーー』


『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーー』


『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーー』


立て続けに金龍が俺の居る場所に火炎を断続的に吐いてくる


その度に


『フッ』


『フッ』


『フッ』


『フッ』


っとテレポートで転移して回避

俺に左目を破壊された金龍は痛みで暴走状態で、俺を殺す事しか考えていないよう

その気迫に


「死ぬ!!死ぬ!!死ぬ!!死ぬ!!~~無理!!無理!!絶対無理!!」


と叫んで


盛大に


「ジョジョジョジョジョーーーー」


っと失禁を繰り返す。

俺も砂利石砲で反撃はしているが金龍の龍麟にあたつて


「カキンッ」


「カキンッ」


「カキンッ」


「カキンッ」


「カキンッ」


っと金龍の龍麟によってはじき返され攻撃がすべて弾かれている。

俺はそんな状況をスローモーションの映像を見るように


『凄いな~全然効いてねえ~流石金龍だよな~』


と他人事のように見ている

恐怖に心が壊れて、放心モード


体が無意識のうちに勝手に動いていたみたいだが、テレポートで金龍の炎のブレスを避けながら、砂利石砲を連射していた


「カキンッ」


「カキンッ」


「カキンッ」

砂利石がマッハ4のスピードで金龍の麟に当たる度、金龍の体が少しはブレているが・・それだけだ


痺れを切らした金龍が翼を広げて、強風を俺に叩きつけてくる。


『ズズズズズーーーーー』

っと一気に500メートル程吹き飛ばされるが、何も障害物のない草原

障害物が有れば、俺は確実に叩きつけられて、致命傷なり受けていたハズ

『戦闘場所に救われたかも・・』

でも逆に隠れる場所がない!!

一長一短だぜ


俺は翼で起こる風の影響を避けるため金龍の真後ろにテレポート

一気に金龍の後ろから『砂利石砲』をマシンガンの如く秒間30個マッハ4の速さで金龍の頭をめがけて打ち出した

「カンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカン・・・・」

砂利石がマッハ4の速さでぶつかる度に、金龍の頭がブレて少しよろけてしまう金龍

しかし!!

金龍の後ろは、金龍の尻尾が!!

金龍の尻尾が鞭のように俺を打ち付ける


「カツーーーーン」

俺は一気に2キロ近く弾き飛ばされた・・

「痛って~~~~~~~痛て~~~~よ!!」

思わず尻尾で攻撃された痛みで涙目で抗議

でも壊れていない俺の体って何?

俺の体って頑丈になってるのか?


金龍は間髪入れずに、体を捻った瞬間には最大限の炎のブレスを吐こうと大きく口を開けた!!

俺の頭の中に、その瞬間


『鉄筋のイメージが浮上』


次の瞬間、金龍の大きく開けた口の中から金龍の脳に鉄筋がマッハ4のスピードで突き抜けていた


その瞬間、最大火力のブレスが金龍の口の中で


「ドゴーーーーーン」


っと盛大な爆発音を上げて爆発し、同時に金龍の頭は自分の吐き出そうとしていたブレスによって吹き飛んだ。


高さ20メートル長さ100メートルの金龍の体が徐々に傾いて



「ドドドドドドドドドドドドーーーーーン」


と凄い地響きと砂埃をを上げて倒れる。

俺はそれを見ながら


「ジョジョジョジョジョ~~~~」

と盛大に失禁をしながらその場にへたりこんだ。


自然と流れる、涙と鼻水とおしっこ


「異世界怖えぇ~~」


「異世界怖えぇ~~」


「異世界怖えぇ~~」


「異世界怖えぇ~~」


「異世界怖えぇ~~」


「異世界怖えぇ~~」


・・・・・

と呪文のように同じ言葉を繰り返したまま

そのまま俺は放心状態のまま30分もその場に座り込んでしまっていた。


つづく・・・

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