第9話 09.食事に行きたいけど服がない・・麗香の服貸してくれるって・・え?それって?
麗香の様子からこの病院中の不治の病っぽい人を直しまわったっぽい・・・
まあ・・絶対に治らない病気になった人とかみたら、治す力を得たのなら絶対に治してあげたくなるよな。
でもそうなるとそうなったで、
『今まで何処に行っても治らなかった病気がこの東○大学病院の安城寺先生は治す事が出来る』
となってしまう訳で・・・
それとなく上司に近い内に大変になる的な事は伝えてもらっておいたほうが良いかもしれないな。
そこは麗香とどうするか話しておこうか
麗香がそんな事を考えていた俺に抱き着いている時
「グ~~~~~ッ」
っと盛大に俺のお腹が鳴った
その音を聞いた俺に抱き着いていた麗香が直ぐに俺の顔を見上げて
「あ~ごめ~~ん朝から何も食べて無かったよね?これから何か食べに行きましょ」
っていってくれたんだけれたんだけど
「あのな~俺朝の騒ぎでお金も着ている物も全部燃えちまって何もなくなっちまってるんだ。うちの両親が着替えをもって来るまでこの病院の寝間着一枚なんだぜ?流石に下着無しの羽織った寝間着一枚じゃ落ち着かないし、お店に入るお金も無いから両親が来るまで待つよ」
って丁寧にお断りしたんだけれど・・・
「大丈夫真也に色々してもらったから、私のおごりよ
着替えか~?
あ~私此処から直接遊びに行く時あるから、ロッカーに着替え?の服と下着持ってるの~それ貸してあげるわ!!うん!!絶対似合うハズ!!女の勘ね!!ちょっと取ってくるから待ってて~」
そう言って慌てて病室を飛び出していったんだが
超~危険な言葉があちこちに出てた気がするんだが!!
色々としてあげたから食事っをおごってくれる!!これはまあ良い。ラッキー
で・・その次
『此処から直接遊びに行く時あるから、ロッカーに着替え?の服と下着持ってる』
それを貸してくれるって言うのは?
麗香は女性だよな?
その麗香の着替えって事は????
『女性用の服と下着・・・だよな???な?間違ってはいないよな??』
って事は俺は女装させられて麗香と一緒に食事?
なんでそんな罰ゲームみたいな事になってんだよ!!
時間とは無情なものだ
5分程して麗香が服と下着を抱えて戻ってきた
手に抱えているのは?
『レースもり盛フリフリのロリータ系の真っ白なドレス、そしてガータベルト、スキャンティーにブラジャーそして白いストッキングそれに大きな紙袋』
めちゃめちゃゴスロリじゃん~麗香ってゴスロリ趣味だったとは
スキャンティーやブラジャー露出したまま、それらを抱えて廊下を歩いて来たって少々引きたくなってしまうんだけど・・・
そんな俺を差し置いて
「じゃ着替えちゃおう~可愛くしてあ・げ・る。うふっ」
そういって俺は寝間着一枚羽織ったすがたから全裸に素早くひっぺがされて・・
そんな俺を見て
「ビンビンに大きくなってるわね~」
「虐めないでください」
「うふっ」
なんてやり取りをしている間に、スキャンティーのブラジャー、そしてガーターベルトにストッキングをつけられ、真っ白のロリータ服をきせられた後、茶髪のウィックを付けられた後お化粧
麗香早すぎ!!
個室の鏡を見せられて超~~ビックリ
速攻10分で超~美少女の出来上がり
相当に慣れてるっぽい・・・
麗香、イベントとかこの格好で出てそうだな・・
で・・鏡の前で俺を美少女に変身させた姿を確認させた麗香は突然に俺の手を引いて病室のドアを開けて病室の外に連れ出そうとする。
でも・・
「ちょ・・ちょっと、まって麗香~まだ心の準備が~~」
って俺はタジタジで病室の外に俺を連れ出そうとした麗香の手を一気に引き戻した
「バタン」
個室のドアが一気に閉まる音
それと同時に一気に引き戻した麗香の体が俺の腕の中に・・・
『勢いあまって抱き締めた』
「うふっ真也凄く可愛い。声どうしたの女の子の声だけど?」
「魔法で今作った」
「何でも有りね」
「まだどうやって使うかも、何が出来るかも良く解ってない」
「それはゆっくりと確認してゆけば良いんじゃない?」
「そうする」
「落ち着いたら言ってね。真也が落ち着くまでこうやって抱き締めていてあげるわ」
俺は5分くらいそうやって麗香に抱き締められてやっと落ち着いたので、麗香に手を引かれ一歩病室の外に踏み出す・・
「やっぱりダメ~恥ずかし過ぎ~」
「大丈夫~大丈夫~私がサポートしてあげるから早く出てきなさい」
「恥ずかしすぎてダメ!ダメ!ラメ~」
「可愛いから大丈夫だって」
「ラメ~~恥ずかしい~」
「可愛い~うふっ」
「可愛くない」
「可愛いわよ」
「そんなの嘘よ」
「本当に美少女だんだから大丈夫よ」
・・・
・・・
そんなやり取りを病室の前で麗香とやり取りしてやっと・・
一歩・・
一歩・・
麗香に手を引かれて病室の廊下をドナドナされながらゆっくりと歩いてゆく
つづく・・・
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