二章6話 仲直り
「あ、あの……ルビィさえよければ魔力供給、しよ?」
そう言った十数分前の自分を恨みたい。
いただきますと言ったルビィは私の全身を余すところなく愛撫して蕩けさせてくる。
今もそうだ。
「ひゃんん!」
すでに服は全て脱がされてベッドサイドに転がっている。
「じゅる、ぴちゃ……どうだ、気持ちいいだろ?」
私の下半身、陰核をいじりながらそう言ってきた。
余りの快感に背が仰け反る。
一体なんかいイかされたのだろう。
数えるのなんてばからしいくらいイかされた。
ちゅ、ちゅぅと吸われるとビクンと体が跳ねる。
私の中にはすでにルビィの尻尾が挿入されていてぐちゃぐちゃといやらしい水音をたてて快楽を与えていた。
「も、いやぁ……!い、きたくないぃい!」
「だめだ。もうちょっと……」
このやりとりすらもうすでに何度目なのか。
じゅるると愛液を啜る音がする。
「んやああ」
「可愛い声」
ルビィに言われるとドキンと心臓が跳ねた。
本当に何度言われても慣れそうにない。
「可愛い」
「ご主人様可愛い」
面白がるように何度も可愛いを連呼するルビィに少し仕返しがしたくなった。
「ルビィ……おねが、抜い、てぇ」
そうお願いすれば不思議そうな表情をしながらも尻尾を抜いてくれる。
「お願い、変身してみせて」
「いいけどなんでだ?」
「いいから!」
私のお願いを聞いて普通の女の子の姿に変身する。
その姿のルビィを押し倒して秘裂に口を付けた。
俗にいう69という体勢というやつだ。
これなら私でもルビィにやり返せる。
「んぁ?!ご主人さま?!」
「ほら、ここ気持ちいでしょう?」
さっきまでいじられていた場所を重点的に舐めるとビクンビクンとルビィの体が跳ねた。
「ふぁあん……」
「ぴちゃ、じゅるる、ん……濡れてきた」
女の子の体だと感じやすいのかすぐに愛液が溢れてくる。
それをこぼさないように舌ですくって陰核に塗りつけた。
「ああ、あ、あ、なん、あぁあん!!」
「ほら、ルビィも舐めて?」
そう腰を突き出してお願いすればルビィはぐちゃぐちゃになった秘裂から膣口までを激しく舐め始める。
「じゅる、ちゅるる……はぁ、ご主人、さまぁ……!」
「ん、ちゅぱ……んぁ、気持ちいいよルビィ……!」
お互いを責めあって腰がビクビクと跳ねる。
もうちょっと、もうちょっとの刺激が足りない。
さらに激しく膣口やその周りを責め立てる。
「んやあぁあ!それ、だめ、だめぇえ!」
いつも余裕なルビィから発される嬌声にゾクゾクと震えるものを感じた。
今は私が主導権を握っている。
「ほら、ルビィのここはきもちいいって甘い蜜をとろとろ出しているよ」
「うぁああ、ごめんなさいぃもう言わないから!言わないからやめてぇ!」
ぐちゅぐちゅとルビィの中に指を入れて激しくかき回す。
それでも気持ちいいらしくビクビクと反応が帰ってくる。
同じように私の中にルビィの舌が入り込んできて体が跳ねた。
「イ、くなら一緒に……!」
「うん!うん!一緒に!」
中に入っている指がキュウと締め付けられる。
同時に私も視界が真っ白になって体の力が抜けた。
「はぁ、はぁ……どう、だった?」
「気持ち、よかった……」
たまにはこういうのもありかもしれないと思いながら私はベッドから降りて服を回収する。
お風呂に行かなきゃいけないので洗濯カゴに服を入れた。
シンプルなワンピースに着替えた私達はお風呂で背中の流しっこをしたりして最後の文化祭の夜をすごしたのだった。
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