二章4話 食うか食われるか


軽率に決闘を受けたことをルビィ以外に副校長にも生徒会長にも怒られてしまった。


こういったことは今後しないと反省文を書いてようやく許してもらい教室に戻るとなぜかミリンが絡んでこない。


むしろ避けられているような様子だ。


あの後何かあったのだろうか。




「はぁーい皆大好きなルリエール先生よ~!」




ガラガラと色んな服がかかったキャスターを持って現れたのは先生だった。


見れば色んな種類の衣装がかかっている。




「今日はコスプレ喫茶とやらの服を選んでもらうわよぉ」




衣装部から借りてきたのよ~!と声高らかに言い放つ先生。


様々な種類のメイド服や執事服、ちょっとキワモノな衣装までが揃っている。


衣装部とは一体……


私はロングスカートのメイド服を手に取った。


「ミニじゃねぇんだ?」


「足、あんまり露出したくないから」


元々日本人顔で地味だからこっちのほうが似合うだろう。


「あ、選んだ服はちゃんと各自で調整保管しておくようにね!」


えぇ~とブーイングが出るが気にした様子が無い。






◆◆◆






結局言われるままにメイド服を持ち帰って来てしまったが本当によかったのだろうか?


寝室で着替えてみる。


「ルビィ、どう?おかしなところないかな?」


少し裾が長い気がする。


「ん~ロングっていうならそれでいいんじゃねぇの?」


「裾の長さとか袖の位置とかよ」


「全然問題ないぞ」


ぺらりとスカートをめくりあげられる。


「ひゃ?!」


「そういうプレイもありだよなぁ?」


スカートの中に入ったルビィの手がショーツをずり下げる。


抵抗しようにもスカートをめくり上げなければいけない羞恥心が邪魔をした。


ぺろりとルビィの舌が秘裂を舐める。


ビクンと体が跳ねた。


座り込めないようにルビィの尻尾が私の体を拘束している。


「あ、ちょ、やめっ……やめてぇ……」


ぺちゃぴちゃと水音がしてきた。


行動が見えないことがさらに羞恥心を煽る。


「ルビィ、これ、やだぁ……」


「んちゅ、昨日はお預け喰らったんだ。これくらいいいだろ?」


秘裂が開かれてさらに奥の膣口まで舌をねじ込まれた。


今までの比にならない快感で体がビクンビクンと反応する。


でも尻尾が巻き付いて座らせてくれない、横になる事すらできない。


快感を逃がすことが出来なくて泣きそうになる。


じゅるる、じゅぽ、じゅる


と愛液を啜られた。


音だけしか情報が無いので本当に辛い。


「見えないの、いやぁ……!」


私は何を言っているのだろう。


この行為自体を止めて欲しいのに。


するとするりと尻尾の拘束が緩んでベッドに押し倒された。


プチプチとボタンが外されていき肌が外気に触れる。


「ひぁ……」


「こうすれば見えるだろ?」


お尻を持ち上げるようにして秘裂を舐めている状態が見えるような体勢にされてしまった。


これはこれですごく恥ずかしい。


また舐める動作を再開させる。


丸見えになっても恥ずかしいことに変わりはない。


「や、だめぇ……!」


「だめじゃないだろ?こんなに溢れさせて」


そう言うルビィの口元が私の愛液に塗れてテラテラと光っている。


「ひぅう……」


腰が下ろされる。


胸元のボタンまですべて外されて完全に裸になってしまった。


じーっと控えめな胸も全て見られている。


思わず手で隠してしまう。


「や、見ないでぇ」


「いや見るだろ普通」


力づくで腕を外されてしまった。


片腕で両手を絡めとられると控えめな胸をぺろりと舐める。


急に訪れた感覚に体はビクリと反応してしまう。


その反応を楽しむようにルビィはぺろぺろと胸まわりを舐め始める。


「あ、ぁ、や、あぁ!」


口をふさぐこともできないので素直にあえぐしかできない。


残った手が膣口から中に入り込んでぐちゃぐちゃと水音をたてる。


「うあぁ、ん、やぁあああん!」


「喘ぎ声も可愛いぜご主人様」


完全に中まで犯されている。


ビクビクと快感に体が震えるのが止められない。


「あ、やだ、やだ、イッ、イっちゃう!だめぇえええ!」


気持ちのいいところばかりを指で攻め立てられてイってしまった。


頭の中が真っ白になって、背が弓なりに反って快感に身を委ねる。


が、ルビィの攻めは終わりじゃなかった。


ぴたりと膣口に当てられたのは先ほどまで私を拘束していた尻尾の先で。


にやりとルビィが笑う。


「こういう使い方もできるんだぜ」


ずるる、と音をさせて尻尾が中に入り込んでくる。


「あ、あぁ!」


指よりも太い質量に体が持ち上がった。


太くて痛いはずなのに痛くない。


ぐちょぐちょと私の中を入ったり出たりしている。


それが所々私のいいところに当たって快感を与えた。


「あ、あ、あ、ひぅ、あぁう!」


続けて与えられる快楽に頭が回らない。


頭の中が溶けてしまいそうだ。


「ほら、気持ちいいだろ?」


そう言ってルビィは胸への愛撫を再開する。


「ひぃん!あ、だめぇ、らめ、あぁん!」


上も下も同時に責められておかしくなりそうだ。


いや、もうおかしいのかもしれない。


こういう行為を断れてない時点で私はおかしいのだ。


「あぁ、その顔たまんねぇ。興奮する。もっと見せてくれよ」


唾液と涙でぐちゃぐちゃな顔見て興奮されても困る。


「あ、あ、みちゃ、みちゃいやぁ……!」


「大丈夫だ。おかしくない、可愛い」


可愛い。そう言われてドキンと心臓が跳ねた気がした。


「ん、今締まったな」


「んひゃう!」


「可愛い」


「っ!!」


「言われ慣れてないのか?可愛いぜ?俺のご主人様」


ぐちょんぐちょんと私の中を蹂躙される。


気持ちよくて、でも認めたくなくて不思議な気持ちになった。


でも快感の波がもうすぐそこまで来ている。


「……イきそう、か?」


「いっちゃいやぁ!」


ごつごつと中の奥を叩く速度が上がる。


チカチカと視界が白くなり始めた。


「あ、あ、ああああああああああ!」


また体が背を弓なりにして私はイった。


「やっぱりご主人様の魔力は最高だな……」


そう言ってルビィは私の額に口づける。




「おやすみ」




言われるままに私は疲労で眠りに落ちてしまった。






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