my class

宵闇(ヨイヤミ)

第1話

私は受験生である。

そしてこれを書いている現在(2020年10月18日7:45)、私は入試のため自分が志望している大学へ向かっている。

受験に向かっている中でこれを書いている。


何故そんな時にこれ書いてんだ。

やることあるだろ!?

こんなことしてる場合かよ!


とか言われるかもしれない……



だけどさ、気付いたんだよ。


入試に向けて学校では小論文・面接の練習をした。書いては訂正を入れられた小論文。先生から早くOKが欲しかった。だがそれ以上に、覚えたりする方の時間を増やしたいと思っていた。


面接は、練習だろうがやはり緊張する。

色々な先生に見てもらった。

厳しいと言われる新任の先生。

担任の先生。

進路指導の先生。

1年の時、理科の授業を持ってもらっていて、担任から「細かく指導してくれる厳しい先生だ」と勧められた先生。

どの先生からも「自信を持て」「ちゃんと出来てる」「大丈夫だ」などと声をかけてもらった。

目が泳いだり、手がもごもごしてたり、改善しなくてはならないところもあった。


周りの先生方からの指導、とてもためになった。これできっと大丈夫、出来る。




だけど、私を応援してくれたのは、先生達だけじゃあないんだよ。友達もそうだ。


他クラスの子

地元の子

他校の子


沢山の友達が応援してくれた。

どれも本当に嬉しかった。

それと同時に、頑張ろうと、やる気も出てきた。



それと、友達と言っていいのか分からないが、クラスの人達も応援してくれた。

私は、去年も今年も、本当にクラスの人達とは言葉を交わす機会がなかった。だからこんな私の事に興味がある人、話をしたい人なんて、誰一人としてクラスには居ないものだと、勝手にそう思っていた。

だけれどそれは、思い込みだったのかもしれない。




情報の授業の時、いつも隣に座る子がよく話しかけてくるようになった。


1年の時から同じクラスの女の子と、漫画を貸し合ってその感想などを話し合うようになった。


出席番号の後ろの子と、LINEで多少ではあるけれども、会話をするようになった。




前まで私のことなど構いもしなかったのに……


いつも気を使わせてしまっている……


私が1人だから……




だけど、クラスのみんなはどこまでも優しかった。こんな私の事を気にかけてくれる。もしかしたら嫌々なのかもしれない、と考えたこともある。だけれど、そんな器用なことが出来るようなクラスではないと思った。


どこまでも優しくて、素直で、元気で、騒がしくて、なんだかんだ言って最高なんだよ。


確かに嫌いな人くらい居る。

でも、それも含めて私は自分のクラスが好きなんだよ。最高なんだもん。


いつまでも、このクラスを

見ていたい程に____





皆が、沢山応援してくれて、練習に付き合ってくれて、相談に乗ってくれて………


本当に良いクラスだよ。













あとがき


みんなが応援してくれて、先生方が大丈夫って言ってくれて、そのおかげで無事入試を終えることが出来ました。

面接は確かに緊張しましたが、それも入室する前までの話です。

入試したら、緊張とか無くなって、なんというか、楽しかったです。


おかしなことでしょう?

面接が楽しかったなんて、そんな感想あまり聞かないし言わないでしょう。

ですが、楽しかった。時間がどれ程経ったのか分からない程に、質問ももっとしてくれと思う程に、楽しい時間だった。


しっかりと質疑応答はした。

あとは合否を待つだけだ。




みんなの応援と練習があったから

私はここまで頑張れた。


ありがとう、みんな








私の大好きなクラス

そして、良い先生達



いつまでも、この気持ちを忘れないよう

今ここにこの思いを記します。

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